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ビタミンDは食事と太陽から!

こんにちは!ノルン鍼灸院・管理栄養士,登録販売者のななむらです!


身体が健康であるためには食事のバランスが大切だということは皆さんなんとなくわかっていると思います。

炭水化物・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラル…

さまざま栄養素がそれぞれ助け合いながら、身体の中で働いてくれています。


今回はその中でも「ビタミンD」に注目して紹介していきたいと思います。

実はこのビタミンDは食事からだけではなく太陽の光からも作り出すことができるのです!


▼ビタミンDの働き▼

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まず、ビタミンDは身体の中でどんな働きをしているのでしょうか?

ビタミンDは、カルシウムの吸収促進、骨の成長促進、血中カルシウム濃度の調節など、骨を丈夫に保つために欠かせない栄養素です。

また、筋肉の合成も促してくれるのでたんぱく質と併せて摂取することで筋肉を付けて健康を保つのに役立ちます。

他にも、免疫機能を調整する働きがあります。

殺菌作用のある抗菌ペプチドを作る働きをし、体内に侵入したウイルスや細菌などに対して必要な免疫機能を促進します。

このため風邪やインフルエンザ、気管支炎や肺炎などの感染症の発症、悪化の予防にも関与することがわかってきています。

このようにビタミンDは、身体の中で他の栄養素の働きを手助けする重要な働きを担っているのです。


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ビタミンDが多く含まれる食品:
鮭・さんま・うなぎ・かつお・ぶり・いわし・しらす・きくらげ・しいたけ・まいたけ・卵黄
など。

ビタミンというと野菜にも含まれてそうですが、実は野菜にビタミンDはあまり含まれていないんです。

食事からビタミンDを摂るならきのこ類、魚介類、卵と覚えておきましょう!


▼日光浴でビタミンDが作られる?▼

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このように健康に欠かせないビタミンDですが、実は食事からだけではなく、皮膚に日光があたることによっても合成されるんです!

現代では、紫外線は有害なものとして避ける傾向が強く、過剰なUV対策や夜型生活などのライフスタイルの変化によって、日光に当たる機会が減ってきています。

さらにこのコロナ禍で外出自粛やリモートワークの増加により、外に出る機会が減り、より日光に当たる機会が減ってしまったのではないでしょうか。

そもそも日本人のおよそ半数が、ビタミンDが不足していると推計されていますが、外出が減ることで、よけいに不足してしまう危険性があるんです。

もちろん長い時間紫外線を浴び続けることは身体にとって有害ですが、紫外線をある程度浴びることは、健康を維持するために必要なことなのです。

日光浴といっても、窓越しや衣服越しでは効果は低く、直接肌に紫外線を浴びるのが良いとされています。

通勤や通学、近所への買い物、散歩のときに少しでも良いので日光を浴びるようにしましょう。

週に2回、1回当たり5~30分の間、顔や手足、背中へ太陽の光を直接浴びるのが目安です。

もちろん、肌が赤くなるほどに紫外線を浴びるのは身体にとって有害です。

夏場の紫外線が強い時期などに長い時間外にいるときは紫外線対策をしてくださいね。


ライフスタイルによって、日光を浴びる時間を作るのは難しいという方もいると思います。

日中はほとんど屋内で過ごすという人は、食事からビタミンDを補うことが大切です。

先ほど挙げたビタミンDを多く含む食品を毎日の食事に取り入れるようにしましょう。


ダイエットプログラムのご相談や管理栄養士による食事指導などは

ノルン鍼灸院までご相談ください!

芸能人や日本代表のアスリートを鍼灸・栄養指導の両方からサポートし続けています。

参考文献:
大塚製薬 ビタミンD
https://www.otsuka.co.jp/college/nutrients/vitamin-d.html

健康長寿ネット ビタミンDの働きと1日の摂取量
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-d.html

eJIME 厚生労働省『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』
https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c03/17.html


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