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ChatGPTに逸話を作ってもらったら

ChatGPTは何を創作するのが得意なのかな?と探っていたところ、逸話(anecdote)のレベルがすごかった。
どれもだいぶ感心するクオリティのものを吐き出してきたので、日本語になおしていくつかご紹介します。

あんまり出来がいいので、「これは創作なんですか?引用なんですか?」と聞いてみたところ「創作です!」と言い張るので、まあ創作なんでしょうね。
ただ、しゃべるオウムのパターンや、ある男がバーに行くと、みたいなパターンは複数排出されましたので、ベースとなる何かはあるんでしょう。

願いを叶える魔神(genie)、なんかも使い勝手は良いのだと思います。

それにしても、どれもわずか1分もかからずにベロベロベロと排出されましたので、内容の良し悪しはともかく、どういう思考回路を経てこういう小話を生み出しているのかは、そうとう興味深いものがあります。

では、以下に、5つの創作逸話をご紹介します。日本語訳がへんなところは直してますが、内容はGPTさんが書いたものと全く同じです。お楽しみください。

ある男がバーに入って、飲み物を注文した。 ビールをすすっていると、カウンターの上に小さなピアノがあることに気づいた。バーテンダーにそれを尋ねると、彼は「毎晩午後8時に小さな男が来て弾くんです」と言った。

男は興味をそそられ、小さなピアニストが実際に動いているところを一目見てやろうと待つことにした。そして、午後8時きっかり、バーテンダーが小さな椅子を引っぱり出してカウンターに置くと、鉛筆より小さな男が現れたのだった。

小さな男はピアノの前に座って、今までに聞いたこともない美しい音楽を演奏し始めた。 男は、小さなピアニストの素晴らしい演奏技術に驚き、小さな指が鍵盤を横切って踊るのを、畏敬の念を持って見守った。

演奏が終わると、バー全体から拍手が沸き起った。男はバーテンダーに「あんなに才能のあるミュージシャンをどこで見つけたんだ?」と尋ねた。

バーテンダーは身を乗り出してささやいた。
「ある日、浜辺を歩いていたら魔法のランプを見つけたんです。こすると魔神が出てきて、3つの願いを叶えてやろうと言うじゃないですか。私は1つ目に、いくら飲んでも無くならないビールを。2 つ目に、美しいワイフを。そして 3つ目に、12インチのピアニストをお願いしたんです」

ChatGPTが創作した逸話

男がペットショップに行き、店員にしゃべるオウムが欲しいと言った。
店員は彼に、人間の言葉をまねることができるオウムをいくつか見せたが、男はどれにも満足しなかった。 最後に店員は、大きくてカラフルなオウムを連れてきて「このオウムがうちの店で一番話し上手です」と言った。

男は感銘を受け、そのオウムを買うことにした。彼はそれを家に持ち帰り、ケージに入れ、話し始めるのを待った。しかし、オウムはずっと黙ったままである。 男はオウムに言葉を話させようと考えうる限りのことを試してみたが、何をやっても無駄だった。

ある日、男が仕事から帰ってくると、オウムはケージの底で動かずに横たわっていた。彼は、オウムが死んでしまったのではないかと思って、ケージから取り出してゆさゆさ揺すってみた。すると突然、オウムが目を覚まして「おい、どうしたんだ?そんな風に誰かを起こすのは失礼だって教わらなかったのか?」と言った。

男はオウムが話せることに大喜びし、なぜ今まで話さなかったのかと尋ねた。オウムは答えた。
「正直この数週間、俺はこのケージの構造を理解しようとしてきた。話す間も惜しんでずっと考えてた。今日ようやく仕組みがわかって、開けることができた。さあ、家の中を探検だ! でも、そのまえにちょいと昼寝をしてやろうと思ったのさ」

ChatGPTが創作した逸話

女性が店に入って、店員に殺虫剤はあるかと聞いた。店員は、どんな種類の虫を駆除しようとしているのか尋ねた。すると、女性は「うるさくてむかつくハエよ」と答えた。

店員は彼女に殺虫剤の缶を渡し「ハエにはこれがバッチリ効きます」と言った。女性は缶の代金を払って帰宅した。これでようやくいまいましいハエを追い払うことができる。

彼女は殺虫剤の缶を開け、家中に撒き始めた。壁にも、家具にも、さらにはキッチンの食品にまでスプレーした。家全体が濃い霧に覆われるほど大量に散布したのだった。

翌日、その女性は店に戻り、店員に言った。
「これ全然効かないじゃない!まだハエだらけよ!」

店員は信じられないという様子で彼女を見て「缶の指示に従いましたか?」と尋ねた。

女性は「何の指示よ?そんなの書いてなかったわ」と答えた。

店員は彼女から缶を取り上げ、大声でラベルを読み上げた。
「屋外使用のみ」

ChatGPTが創作した逸話

ある男がバーに入ると「チャレンジに成功できれば、ドリンク一生無料」という看板に気づいた。 男は興味をそそられ、バーテンダーに近づき、チャレンジについて尋ねた。

バーテンダーは「顔をしかめたり吐いたりせずに、この店でいちばん強いウイスキーを3本、5分以内飲むこと」だと説明した。
もし成功すれば、彼は生涯無料で飲むことができる。失敗した場合は、ウイスキーの代金を支払って帰らなければならない。

男は少し考えて、挑戦することにした。 バーテンダーは、店にあるいちばん強いウイスキーを3本、男性の前に並べた。男は深呼吸をして、ウィスキーを一気飲みし始めた。

彼は最初のボトルを1分もかからずに飲み終え、2番目のボトルに移った。アルコールが喉を焼くのを感じたが、かまわず飲み続けた。2本目のボトルを2分かそこらで飲み干し、3本目のボトルに移った。

そして、いよいよ3本目のボトルを飲み干そうとしたとき、体がガタガタ震え出し、全身から汗が吹き出してきた。 彼は突然顔をゆがめて、そこらじゅうに嘔吐してしまった。チャレンジは終わった。

バーテンダーは言った。
「申し訳ありませんが、チャレンジは失敗です。お代を払ってもらいますね」

男は言う。
「それで構わないよ。ただ、ひとつ教えてくれ。実際このチャレンジに成功したやつは何人いるんだ?」

バーテンダーは彼を見て言った。
「たった1人だけです。でもその人も、顔をしかめず飲みきるまでには3回かかりましたよ」

ChatGPTが創作した逸話

ある夜、ジャックという男が家に帰ろうとして、暗くて人気のない道を車で走っていた。すると、ふと、トランクから奇妙な音が聞こえた。ジャックが車を止めて調べてみると、トランクを開けた途端に手が飛び出し、彼をつかんで中へと引きずり込んでしまった。

ジャックはトランクに閉じ込められ、出られなくなった。彼はパニックになりかけたが、どこからか「大丈夫だジャック。おまえは一人じゃない」という声が聞こえた。

声を聞いて少し安心したジャックは尋ねた。「あなたは誰ですか?」すると、その声はこう答えた。「俺だよ。今朝おまえが車ではねた男の幽霊さ」

ジャックは驚いて、恐怖で震え上がった。幽霊は話し続けた。「一日中おまえを追っかけてきたんだ。でも俺は、おまえがしでかしたことを許すことにしたよ。ただし、一つ条件がある」

「何ですか?」震えながらジャックが尋ねると、幽霊はこう言った。「俺の言う通りにしろ。さもないと、おまえが死ぬまでつきまとってやる」

ジャックは幽霊からなんとか逃げたかった。幽霊は彼に、近くのコンビニに行ってタバコを買ってくるよう命じた。

ジャックは命令に従った。タバコを手に急いでコンビニから戻って、幽霊に渡した。幽霊はとても喜んで「今度は墓地に行って、タバコと俺を埋めろ」と言った。

ジャックは震えながら幽霊に従い、墓地に行って幽霊をタバコと一緒に埋葬した。そして車に戻って運転し始めた瞬間、耳元で声が聞こえた。
「タバコありがとうな、ジャック。またたのむぜ」

それ以来、ジャックは変わってしまった。彼はひいた男の幽霊に死ぬまで悩まされ、毎週タバコを買っては墓地に渡しに行く人生を送ることになった。

この話の教訓は何かって?
暗くて人気のない道を運転するときには注意しろ。何が待ちかまえてるか、わからないからな。

ChatGPTが創作した逸話

いかがでしたか?
なんというか、引き込まれる設定を考えるのがとても上手いと思いますね。ついつい最後まで読んでしまう。

めちゃ遊びがいのある人工知能ですね。

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