【活動の軌跡①】アートチーム ~いと・惜しい「布地」から作品を生み出す活動~
のろしの「アートチーム」では、地域にある「いと・惜しい(=もったいない)」着物や廃材等をリメイクしたアート作品づくりに取り組んでいます!
2018年に始まったアートチームのこれまでの活動の軌跡をご紹介します!
1)活動の概要
地域の方々から頂いた着物や古着、木材の廃材などをリメイクし、アート作品を作っています
●古着等を活用:
パッチワークで作った風呂敷(写真上)
キメコミアート作品(写真下) など
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●木材を活用:
パイプと組み合わせた飾り棚
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●作品はメンバーが手作りしています!
●イベントに出展し、つまみ細工のワークショップを行ないました!
2)活動の背景
千葉県市原市の山小川(やまこがわ)集落。地域の方へ取材をしていると、興味深いお話を伺いました。
「もう歳だから、子供たちにも家の片づけをしておいてくれって言われてさ…。この前は、軽トラ4台分も着物や布団などを捨ててきたんだよ」
私たちには衝撃でした。「まだ使えるモノなのに、使い道がない為に捨てられてしまうなんて…」そんな「いと・惜しい」感情が湧いてきた私たちは、アート作品づくりにチャレンジしました。
3)活動の軌跡
2018年
●1月
千葉県市原市の山小川(やまこがわ)集落で、地域の方へ取材をしていると、着物を大量に捨てざるを得ない現実があることを知りました
●4月
地域の方々に集まって頂き、各家庭で不要になっている着物や古着等を持って来て頂きました
シャツやスラックス、中には「古い座布団カバー」を持って来てくださった方もいらっしゃいました。合計で10名の方々にご協力いただけました!ありがとうございました。
●6月
集落のゴミ拾活動に参加し、プロジェクトの概要説明や、どのようなものを作ってほしいかなどの意見を伺いました。
●9月
ようやく試作品完成!地域の方々に集まって頂き、試作品を見て頂きました。
のろしメンバーが自ら手を動かし、布草履やシャツ、エコバッグなどをつくってみました!
布を頂いた地域の方々からは、愛のある様々なアドバイスをたくさん頂きました!
●11月
より良い作品を作るべく、メンバーで集まって作品作りの勉強会も実施!
12月に出展を控えるイベントに向けて、木材を加工した飾り棚づくりが急ピッチで行われました!(作業は、カインズのDIYコーナーをお借りし行ないました)
●12月
市原市主催のアートイベント「アートいちはら2018秋」に出展!
市内の廃校の体育館の一角に、のろしブースを出しました!
頂いた布を使ってガーランドをつくったり、地域の風景の写真をポストカードにして配布・展示したりしました!
クラフト作品作りのワークショップも行いました!
2019年
●2月
2回目となる試作品のお披露目!今回は布を頂いた皆様のお宅にお邪魔させて頂きました!
●5月
いよいよ、完成品のお披露目会です!!
地域の集会所をお借りし、地域の方々に集まって頂き、作品の説明や、完成品のお渡しを行ないました!
貴重な布を譲って頂いた10人の皆さんには、それぞれの名字を施した「キメコミアート作品」を作成。感謝の気持ちとして、皆様にお渡しさせて頂きました!
2020年
●8~9月:カカシ、焼き板アートづくり
市原市営の高速バスターミナル「市原鶴舞バスターミナル」に賑わいをつくりたい!とのオーダーを頂き、アートチームが再び始動!まずは、地元の方が長年つくっている「カカシ」をアップデート。地元の鶴舞小学校の児童に協力頂き、カカシに着せる衣装として白地のTシャツに学年ごとにイラストを描いてもらいました!
※委託:市原鶴舞IC周辺まちづくり協議会
また、新たなアート作品として「焼き板アート」を制作。地域の方から頂いた木の板を切って焼き目を付け、そこにマーカーで子供たちにイラストを描いてもらいました!
9月末には、地域の方々と一緒にバスターミナル内に作品の設置を行ないました!
作品設置後には、「鶴舞踊りの会」の皆さんと一緒に鶴舞民謡を披露し、バスターミナルの利用者の皆さんをおもてなししました!
設置当日の様子はこちらの動画もご覧ください!
●11月~:ベレー帽づくり
2018年に頂いた布地を活用した新企画がスタート!布地をリメイクしてベレー帽をつくっています!
2021年
●2月15日~3月21日:展示会、ワークショップ実施
市原市・五井駅前にあるコワーキングスペース「Co-Saten(コーサテン)」を会場に、「のろし art collective」として展示会・ワークショップを行ないます!
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■「のろし」とは
■ メールアドレス signalfire.local@gmail.com
■団体説明会開催中!
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