マガジンのカバー画像

note by 岡徳之/海外在住編集者

136
「編集者」という仕事は、自分が思っている枠以上のところで、もっと世の中に貢献できると信じています。その可能性を探求し、広げていくための日々の記録です。
運営しているクリエイター

#編集

これから翻訳の仕事はだれにまかせるべきか? 「訳す」のではなく「伝える」ために

ある雑誌編集者からの相談僕のチームは、海外に散らばる編集者・ライターが集まるグローバル編…

15

【CNET Japan編集長・藤井涼さんインタビュー】「1カ月ぶっ続けウェビナー」の挑戦で…

ITニュースサイト「CNET Japan」が今年2月に仕掛けた企画に、僕はいちWebメディア業界人として…

13

ポッドキャストのインタビュー術。記事を書くときのインタビューとはどう違うのか?

こんにちは。ポッドキャスト番組『グローバル・インサイト』を配信している岡徳之(@okatch)…

12

企業は事例を知りたいわけではない? もしも編集者が「事例紹介ページ」を手がけるな…

先日知り合いから、とあるベンチャー企業のWebサイトの「事例紹介ページ」を作ってほしいとい…

17

3年で読者からの直接売り上げ比率を50%に。コロナ禍で無傷ではいられなかった編集者の…

引き続きのコロナ禍。ヨーロッパでは相変わらずロックダウンが続いています。個人としては新し…

19

リモートワーク下のオウンドメディア、「行き詰まり」と「新たな兆し」。編集の現場か…

編集者のみなさん、特に企業のオウンドメディアの運営に携わっている同志のみなさん、お疲れ様…

14

これからの「メディア」はスクリーンの形をしていない。変わる編集者の存在意義

先日、アメリカの女性向けニュースレター企業のサクセスストーリーに関する記事を読んで、これからの時代における編集者の存在意義について考えるきっかけになった。今のところの考えをまとめてみたい(写真:Headway on Unsplash, Newsette, Instagram, Facebook, Glossier)。 読者数50万人、年商7億円のニュースレター企業つい昨日、スターバックスがアメリカ・ワシントン州でのワクチン接種効率化を支援するという話題にふれ、今多くの企業や

情報の価値は「内容」から「パーソナリティ」にシフト。ポッドキャスト開始から1年で…

世界の新しいビジネストレンドを伝えるポッドキャスト『グローバル・インサイト』を配信し始め…

25

「ポッドキャスターにとって一番大切なスキルは?」オランダ・ライデン大学日本学科の…

世界で初めて「日本語学科」ができた海外の大学は、僕が暮らすオランダにあるライデン大学だそ…

11

「そのメディアらしさ」を読者に写真でひと目で伝える “LOOK & FEEL” の技術

SNSで情報をシェアする時代、タイトルと写真1枚が読者にクリックしてもらえるかを左右する。…

15

読者を顧客に、顧客を仲間に。編集の力でビジネスに貢献するための「カスタマージャー…

顧客がモノやサービスを購入し、満足するまでの道のりは長い。モノ・サービスを知るところから…

24

共創の足かせ「クライアントとの上下関係」をなだらかにする、僕なりの3つの工夫

日々刻々とビジネスを取り巻く環境が変化し、人びとの価値観が多様化する現在、僕ら編集者にか…

20

採用ブログの次は「社内報」をクリエイティブにしよう。今いる社員の力を引き出す「10…

 僕は常々、このブログを通じて、これまでの編集者の枠組みを外して、新しい可能性を広げられ…

25

「いい企画」を仕組みで生み出す。人ではなくルールが支配する “非属人的” オウンドメディアのつくり方

「企画ってどうやって考えたらいいですか?」――あるライターにこう聞かれて、僕は自分の頭の中を一度棚卸する必要に迫られた。  企画の出し方を考えるに、まず「いい企画とは何か」という基準がなければならない。この共通した判断基準がないと編集チーム内で建設的な議論ができず、そのせいでコミュニケーション上の衝突が生まれたり、最終的な意思決定が編集長の独断になってしまったりして、良いチームやコンテンツは生まれない。  逆にこのルールを明文化して、編集チームに共有できれば、たとえ編集