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新型コロナ後の世界

写真には直接関係ない話題です。

新型コロナはいつ収束するのか?それは誰にもわからないでしょうが、現実的な予測としては、ワクチンが開発され、認可され一般的に接種可能になる時期でしょうからやはり最低でも1年以上はかかると見た方がいいんでしょうね。

言うまでもなく、私は専門家でもなんでもありません。ここ2か月は大阪にも神戸にも行ってません。電車にも乗ってません。10日ほど前に一駅だけ乗ってみましたが、人は少ないですね。これくらいなら電車での感染リスクは高くはないなと思いました。大阪への通勤時間はどうなのかわかりませんが、減ってはいるんでしょうね。ほとんど部屋に引き籠りで、向かいのスーパーへも10日に一度程度しか行きません。

ただ、妻は病院勤務なので、毎日神戸の病院に電車通勤しています。電車は通勤でも少ないので平気だということですが、病院では少し心配ですね。直接、患者に会ったりしないのでリスクは低いそうですが。

ワンコの散歩のため、近所の公園に行きましたが、公園は人が多い。気晴らしに外出するのは構わないと思うんですが、皆さん、距離が近い。特に子供たちや、老人たちが、たむろして喋ってます。これはいけない。なぜこういう事ほど、厳しく禁止しないのか?外出がいけないのではない、他人と距離をとることこそが大切なのに、公園は開放的なので(閉鎖的じゃないので)いいだろう、と思っているようです。もっとはっきりと他人と距離をとることを徹底しないと

それで、まだまだ先になると思いますし、ひょっとして人類絶滅までいくのか、それはわかりませんが、仮に1年後、収束したとして、そのコロナ後の世界は、今までとはかなり違った世界になるのではないかと思います。

会社で考えると、今、やっているような在宅勤務、リモートジョブ、ビデオ会議、電子決済などは、そのまま進化して定着する事でしょう。1年以上、そういった状態を続け、もちろんその間には改良や進歩もあるでしょう。今以上にスムースに進められるようになる事が容易に想像出来ます。

となると、もうコロナ以前のような無駄な出社はなくなることでしょう。今の感覚だと、たまには出社して、となりますが、もはやそういう事も全くなくなるかも知れません。ある意味、手紙がメールになり、チャットになりLINEになり、と変化してきたようなことが起こるでしょう。業務改革が遅れている会社でも改革が進むでしょう。そうでなければ潰れるでしょうし。

学校ではまだリモートでの授業は一般化していないようですが、時間の問題でオンライン化が進んでいくでしょう。

会う事も大事ですが、本当に会う必要がある場合以外は、わざわざ会わなくなるでしょうね。

変化が大きければ弊害も出ることでしょう。筆やペンを使って、手書きをすることがめっきり減ったので、もはや私もかなり漢字が書けなくなってますし、字が(もともと下手ですが)下手になってますし、ちょっと書いただけで指が疲れます。良いとは思いませんが、その分、キーボードは打ってます。これは退化ではなく変化ということなんでしょう

コロナ後には(あるいは今でも)ある種の淘汰が進むでしょう。例えば、ですが、何も対策せず、何も工夫しない飲食店は、店を閉めてつぶれるしかないでしょう。でも、すでに宅配やテイクアウトも大幅に増え、普段はテイクアウトなんてやらなかった人気店や高級店は大人気ですよね。売れ残りもネット販売で飛ぶように売れています。

タクシー業者でも、何もしなければ潰れるだけでしょうが、人を乗せないタクシーサービスというものも生まれています。人ではなく、買い物を代行して届けるとか、薬をもらって届けるといったサービスをやっているようです。本当に、工夫次第でどうにでも出来ると思います。

資本主義は基本的に弱肉強食の世界です。何もしなければ潰れるのは当たり前です。ピンチはチャンスです。苦境に立った時こそアイディアを出して実行すれば、生き残りは可能だと思います。偉そうで申し訳ありませんが、今こそ知恵を出して一緒に頑張りましょう。

コロナ後でもコロナ前と同様、そのまま残りそうなのはどういうところでしょう?国会はそのままかも知れませんね。もはや変化する能力さえなく、ガラパゴス化して見世物として残るのかもしれません。

実際に会って、対面じゃないと信頼関係も築けない、と言う方もいると思いますがはたしてそうでしょうか?もちろん、全くなくなるなんて思いませんが、私自身、いままでも普段の付き合いはネットの中でした。もちろん妻とはリアルに一緒にいますが、その妻だってもともとはネットで知り合った人でした。実際に会ったのは3回くらいで、結婚することになりました。会ってはいなくてもメールのやりとりはしょっちゅうしており、そんな中で思考や指向、考え方や好みなどもちゃんとわかります。実際の顔色はわかりませんけどね。

昔、良く会ってたけど、疎遠になってしまった人とも、SNSなどを通じて、また情報交換したり、お話したり出来ています。海外に行った人や、高校、大学時代の、全く会わなかった友人や先輩後輩も毎日のようにSNSで様子がわかります。会わなければわからない、というのは妄想ではなかろうかと思います。

とはいえ、製造や流通の現場は、どうしてもそのまま残らざるを得ないんでしょうね。医療や福祉の現場などもそうでしよう。そのあたりは1年やそこらでは変わらないと思います。

ただ、妻は医療関係ですが、妻のような仕事はリモートジョブで自宅でやろうと思えば、技術的には可能です。現実的にはそれなりの装置が必要で、そんな費用は病院が出してくれないので、出来ないだけです。

製造や流通、医療や福祉など、残らざるを得ないと思われる現場も、実は不要になると言われています。そう、ロボットやAIの発達によって、人にとってかわられると言われています。

でも、私はそれらの業務が、コロナ後にすぐロボットなどがとってかわるようになっていくとは全く思いません。

理由は二つです。一つは、マスコミがもてはやし、煽るような事を言ってますが(ウケるんでしょうね)現実の技術の進歩はまだまだです。わかりやすい話だと、「翻訳」、まだまだ実用にはほど遠いですよね?もちろん、良くはなってきてますけど、本当に実用になるにはまだまだ先だな、と思います。アレクサくんも買ってみましたが、想像以上にアホ過ぎて、すぐ使わなくなりました。いやいや、アレは結構使えるよ、って方もいると思いますが、あなた、気を使って喋ってませんか?機械がわかるように工夫して喋ってませんか?そんな単なる例文対応なら、すでに大昔から簡単に出来てるんです。普通に人と会話するようになるには、まだまだ道は遠いと思います。

そういった技術革新の遅さの問題と、もうひとつは「金」の問題です。そもそも技術が進歩しないのは「金」のせいでしょうけどね。技術的には確立できても、初期のロボットなどは高額で普及しないでしょう。

私の父も、サイボーグのように血管のバイパスだらけで、片目が見えず、片足がありません。
介護の現場などの現実をみるにつけ、はやく介護ロボットだけでも実用にならないかと切に思います

コロナ後の世界は、想像以上に大きな変化を遂げるでしょう。それ以上に、早くなんとか、実用になるAI、ロボット、翻訳といった先端技術が速く使えるようになるよう、出来る限りの支援を私もしていこうと思います。


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