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続・座標軸 国の形編

 座標軸を使って国の形を表現するという無謀なことに挑戦してみたい。

戦中の日本型


 太平洋戦争中(1941~1945年)の日本は、以前にも述べたことがあるが、A型に偏ったいびつな形をしている。図の斜線部分が国の実体で、空白部分は、国が機能しない部分である。OとBの部分に空白が多い。空白部分は、言わば、実のないスカスカの部分なので、理解能力も持ち合わせない国の弱点であるわけだが、実際は逆で、空白部分は必要のない部分、もっと言えば、有害な部分だから、切り捨てたんだと開き直る始末。そういう国がアメリカのようなO型部分が充実した国とわかり合おうとしても無理である。

戦中のアメリカ型

 当時のドイツやイタリアなどの全体主義国家なら、国の形が近いから、わかり合えて三国同盟を結ぶこともできたが、国の形の違うアメリカのような国とはわかりあえないまま戦争になってしまう。
 ではどうしたらいいか。お互いに空白部分をなくす努力をするしかない。空白部分をなくし、相手の国のことを少しでも理解できるようにするしかない。完全に100%空白部分を充実させることは無理であろうが、その努力をすることが、外国を理解する道だと認識してもらいたい。
               (私個人の見解というより、願望です。)


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