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【自己紹介】はじめまして、図工家のりしろ太郎と申します。

皆さん、はじめまして。のりしろ太郎と申します。
私は石川県金沢市を拠点に図工家として活動しています。
私がnoteをはじめたのは2020年5月。あれから3年余りの月日が流れました。あらためて自己紹介をさせていただきます。フォローいただいている方にも、はじめましての方にも、私が現在どのような活動をしているのか、簡単ではありますがご紹介させていただきます。最後までお読みいただけましたら幸いです。

私の職業は何!?

「何のお仕事をされてますか?」と質問があった時、なんとお答えすべきか。
はて、自分は何者!?
グラフィックデザイナーであったり、粘土でキャラクターをつくったり、フォトグラファーであったり、ビデオグラファーであったり。広告制作が主な仕事。もう一つは、つくる楽しさを伝える動画コンテンツ制作やワークショップ等の企画運営も行う、アートを通じたエデュケーションに係るお仕事もさせていただいています。
私の自信が何者か、私の仕事を箇条書きにしてみました。

私の仕事を箇条書きにしてみました
○ グラフィックデザイン
○ イラスト
○ 写真撮影
○ 動画撮影・映像制作
○ ドローン空撮
○ WEBデザイン
○ 広告制作・ディレクション
○ アートプロジェクト/ワークショップ企画運営
○ アニメーション制作
○ 粘土造形
○ ほんのりライター

あらためて、何の仕事をしているのか書き出してみましたが、幅広くて自分でも驚き。

細かく書き出すと…幅広くいろんなお仕事をさせていただいています。
大きく分類すると「広告制作」と「アートを通じたエデュケーション」ですかね。
Question「何のお仕事をされてますか?」
Answer「クリエイターです」とお答えするとわかりやすですかね。
フリーランスを経て現在は、石川県金沢市で「株式会社十月のオクトパス」を経営し、活動をさせていただいています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


図工家のりしろ太郎の活動とお仕事について、たっぷりとご紹介させていただきます。

毎日が図工の授業。図工家、誕生!

私が小学校に通っていた頃、図工の授業が大好きでした。絵を描いたり、粘土造形をしたり、創作することがとにかく好きでした。国語や算数のように「図工の授業が毎日あれば良いのになぁ」と考えてましたね。図工の授業って他の教科に比べて少ないんですよね。子どもの頃に描いていた将来の夢は「画家」や「大工さん」でした。とにかく創作することを職業にしたかったんですよね。
私のヒーローは野球選手やサッカー選手でもなく、寡黙で図工の上手な「のっぽさん」でした。NHK教育「Eテレ」の番組に登場していた方です。
画家や大工さんとは違いますが、今は、こうやってクリエイターとして、お仕事させていただいます。毎日、朝から晩まで一日中、何かを作り続けています。お金をいただいながら、図工の授業をやっているようなものですね。ありがたいことです。子どもの頃の願望「毎日が図工の授業」が現実になっています。子どもの頃に抱いていた夢が少し形は違えど実現しました。夢は追い続ければ叶うもの、そう私は信じています。

大好きな図工にリスペクトをこめて「図工家」として名乗り活動することにしました。デザイナーとかアーティストと名乗りのもなんだか照れくさいですし。わかりやすくクリエイターと名乗ったりすることもあるんですけど。
私が幼少の頃、絵を描いたり粘土造形をしたり、夢中になって創作して感じた「つくる楽しさ」を多くの方に伝えたい想いを抱きながら現在活動しています。


図工家のりしろ太郎とは

油粘土で造られた彼が「図工家のりしろ太郎」です。言わば私の分身ですね。CGとも2Dアニメともまた異なった粘土という素材で、温かみのあるバーチャルキャラクターです。
私が子どもの頃に憧れた「のっぽさん」のような図工ヒーローを目指して活動しています。私は、彼の体を借りることで、多彩な表現と活動ができると感じています。

のりしろ太郎とは…
いつも学ランを着て学帽を被り、下駄を履いている青年。昭和の学園ドラマに出てきそうな風貌です。放課後は、バカげたことでも本気で取り組む人が集まる「バカげた図工塾」似通い日々クリエイティブに過ごす。図工の通知簿は常に5段階評価の「5」。三度の飯より図工が好きと言う真の図工アスリートなのです。

粘土造形から生まれた「図工家のりしろ太郎」。目指すは我がヒーロー「のっぽさん」


運が味方する!?
初めて舞い込んだ仕事の依頼

話は20年以上魔に遡ります。2001年「俺はクリエイターとして有名になるんだ!」と意気込んで、何のコネもツテもあったわけでなく、勢いだけでクリエイター業をはじめました。どうやって自分を売り込んで良いのかわからないまま、がむしゃらに創作していたことを思い出します。
何もわからない私はデザインフェスタという大きなアートイベントに出展することにしました。その後、イベントで私を知ったと思われる方から、クリエイターとして初のお仕事が舞い込みました。
その案件が、浅野忠信、永瀬正敏がW主演、石井聰亙監督の映画『ELECTRIC DRAGON 80000V』のグッズ制作ZIPPOのデザインのご依頼でした。
いやぁ、驚きました。全く実績のない自分でしたが、初めてのお仕事がこんなにやりがいのあるお仕事だなんて。右も左も仕事の進め方も全く分からないまま、とにかく必死でグラフィックを起こし、無事納品することができました。運が味方してくれた思い入れの強いお仕事でした。それから、自転車操業のようにあやうい吊り橋を渡りながらも現在まで活動は続いています。ご依頼いただいているクライアント様に感謝、感謝です。皆さま、ありがとうございます!

クリエイター駆け出しの頃。
小麦粘土を使ってクレイアニメを制作したり、シルクスクリーン印刷をしたり、映像制作をしたり、
地震から湧き出でてくるものをとにかく形にしていました。
VHSテープが敷き詰められた畳の空間。
ネオジャパニーズ!?インテリアコーディネイターとしての一面!?
バカげたことでも面白いと思ったことはすぐに試す、妙な行動力。


【 PORTFOLIO - 図工家の仕事 】

GRAPHIC DESIGNER

私の仕事として、大きく占めているグラフィックデザインというお仕事。
もし、無人島に1つだけ何か持って行けるとしたならば、私は、MacにAdobe Illustratorをインストールして持っていくだろう。ただ、無人島に電源もないだろうし、サブスクリプション契約で使用するアプリだから、インターネットが繋がらない無人島だとオフラインのまま使え続けれない。そんな細かい悩みごとは抜きにして…
まぁ、それくらい、MacとAdobe Illustratorが大好きなんですね。制御点の座標と関数で描くベジェ曲線で描くことが何よりも面白くて、クリエイター駆け出しの頃は夢中になって一日中イラストレーターを触ってました。
限られた版数で印刷して表現しなければならないシルクスクリーンプリントが好きなこともあり、CMYKの掛け合わせて多色を再現できるオフセット印刷であっても、色数を抑えたグラフィック作品が多いです。
また、Adobe Illustratorだけで無く、月光荘の8B鉛筆で描く鉛筆画、ターナー ポスターカラーで描く不透明水彩。ぺんてるのサインペンで描くペン画。デジタルだけで無く、アナログな要素を加えて仕上げること多いですね。

限られた版数で印刷するシルクスクリーンを愛する私は、
CMYKを掛け合わせて多色で再現できるオフセット印刷であっても、
色数を抑えカラーに制約を与えたデザインが多い。
「年刊ステレオカメラのしくみ」フライヤー
「Home おしゃべりが聴こえてくる展覧会」フライヤー。
スケスケの薄い用紙を採用し、下地が透けて遠近感を表現。
私は、ブルーノ・ムナーリをリスペクトしています。
金沢市民芸術村「みんなの縄文展」フライヤーデザイン
土偶のかたちに型取りが面白い。土偶以外にも縄文土器バージョンもあります。
「お家の本-うちぼん。」冊子デザイン。
冊子のデザインはもちろん、ライターとして原稿を書いたりもしてます。


ILLUSTRATOR

ゆるい脱力系から繊細な描写のものまで、これまでたくさんのイラストを描いてきました。Macで絵を描くことも多いですが、鉛筆やサインペン、不透明水彩を使って描くこともとても多いです。皆さんも、知らず知らず私の描いたイラストをどこかで見かけているかもしれません。

Adobe フォトショップで描くデジタルイラストレーション。くすっと笑えるダジャレ系。
「メロンパン」
ターナー 不透明水彩を用いて描いたイラストレーション。
音楽フェス「Life is Beautiful」フライヤー


PHOTOGRAPHER

フォトグラファーと名乗るのはおこがましいと思っています。それでも写真のお仕事もさせていただいています。アート作品の撮影や施設建物などの撮影が多いですね。常に動きも表情も変化する人物撮影は難しいです。日々、勉強中。


円窓から溢れる無数の光と黄昏時の美しいグラデーション。
金沢海みらい図書館「設計と建築」より


GIF ANIMATOR

クリエイター駆け出しの頃から今に至るまで、夢中になって作り続けているGIFアニメ。古典的でシンプルなアニメの手法ですが、この単純な技術で私は様々な作品を作ってきました。
1965年から任天堂に在籍されていた横井軍平氏の「枯れた技術の水平思考」という考え方があります。
この思想のように、ありきたりな技術を工夫して、私はアニメーション表現をしています。例えば「2X5=10」と掛け算で
を解かずに、「2+2+2+2+2=10」のように、非効率であっても簡単な計算方法で解く。そんなデジタルだけどローテクなアニメーション技法のGIFアニメが好きで、私はGIF ANIMATORとして、作品づくりやお仕事をさせていただいています。GIFアニメは、WEBや映像制作でガッツリと使っています。なんと言っても目を引くんですよね。
過去のnoteの投稿で「シンプルだけど奥深〜い【GIFアニメ】がおもしろい!」と題して、GIFアニメについて詳しく書かせていただいていますので、ぜひこちらもご覧ください。

〈玉乗りサーカス〉


〈 映 像 制 作 〉

TV CM

金沢を中心にCM制作をさせていただいています。私が得意とする脱力系アニーションからシネマティックな映像表現まで。石川県にお住まいの方なら、知らず知らずのうち私のCMをご覧いただいている方も多いのではないでしょうか。

VIDEO CREATOR

自分らしい映像表現を求めて動画クリエイターとして活動しています。自身の作品制作はもちろんのこと、自治体や企業、商品等のプロモーション映像制作を手掛けています。詳しくは 十月のオクトパスのWEBSITE をご覧ください。

ありきたりな日常の光景もシネマティックに表現します。
ミニチュアを用いたストップモーション。まるで魔法がかけられたように命が宿る。
アナログとデジタルを融合した映像表現。
予定不調和な絵具が描き出す世界は、私の想像を超えた美しい世界を描き出してくれます。


DRONE PILOT

2023年夏、二等無人航空機操縦士の技能証明を取得しました。いわゆるドローンパイロットです。私たちは地上からこの世界を眺めていますが、ドローンを用いれば、鳥が眺めている世界を映し出すことができます。ダイナミックでリッチな美しいこの景色を皆さんにもご覧いただきたい。企業の工場や社屋、自治体の施設、ロケーションなど空撮いたします。ドローン空撮の際は、ドローンパイロットのりしろ太郎にお任せください。

金沢海みらい図書館をドローンで空撮
金沢海みらい図書館の館内から空撮



WEB DESIGNER

情報の発信はインターネットがなければ、もはや成り立たない世の中。WEBSITEは、企業にとってもクリエイターにとっても欠かすことのできないツールです。インタラクティブなポートフォリオサイトから企業のサイトまで、多くのWEBSITEに関わらせていただきました。

インタラクティブな仕掛けをふんだんに盛り込んだWEBSITE。2008年頃制作
真っ白なバックグラウンドから突き破って現れる建物。まるで生き物のよう。


【 図 工 家 の 仕 事 】

CLAY CHARACTER- MODELER

クリエイター駆け出しの頃からこれまで、粘土造形を行ってきました。とにかく粘土造形は面白くて無流になります。ニンテンドースイッチも面白いけど、粘土も楽しいよ。つくる楽しさ、つくる喜びをお伝えできるよう粘土キャラクターの造形を行っています。
粘土のキャラクターは、お子さんはもちろん、幅広い方に好評を得ています。キャラクター制作をお考えの企業や自治体の方は、お気軽に十月のオクトパスまでお問い合わせくださいね。

油粘土を用いて制作するクレイキャラクター「スペースオクトパス ホルスタイン」
水がなくても空気がなくても平気な宇宙からやって来た不思議なタコ。
粘土造形の面白さを伝える活動もしています。
「怪人ハンマーヘッドシャーク」


油粘土を用いて、ねんどキャラクター100体をつくる「CLAY CHARACTER 100」より
「スカルねんど」制作中のひとコマ


DIRECTOR

広告制作のお仕事以外にも、アートを通じたエデュケーションやアートプロジェクトやワークショップの企画運営を行っています。これまで金沢21世紀美術館や金沢市民芸術村など金沢を中心に、大阪や広島でもワークショップを開催しています。
アートやデザインの面白さ、つくる楽しさをお伝えし、芸術に触れるきっかけを創出する活動を行っています。

インスタレーション 「魅惑の果実」金沢21世紀美術館 (2009年)
ワークショップ&インスタレーション 「ダンボール建築」金沢市民芸術村(2019年)
「OUCHI(おうち)」金沢21世紀美術館、広島市現代美術館 ほか(2010年〜2023年現在)


YouTuber!?

図工家のりしろ太郎の名でYouTuberとして「つくる楽しさ」をお伝えする動画コンテンツを制作しています。目標のチャンネル登録者は100万人。2023年11月19日現在の登録者は1591人です。目標まで残すところ99万8409人です…とてもつもなく長〜い道のりですが、コツコツと活動いたします。ぜひ、ご視聴、チャンネル登録してください。皆さんのご支援が目標への一歩となり、日々の制作の励みになります。ぜひぜひ、よろしくお願いします。


おわりに

私の自己紹介を最後までお読みいただきまして誠にありがとうございます。
自分自身、過去に制作してきた作品やお仕事、これまでの歩みをあらためて振り返りながら書かせていただきました。多くの方から、ずいぶんとたくさんの創作する機会をいただきました。これからも皆さんにワクワクドキドキするような作品やお仕事、ワークショップを通して、「つくる楽しさ」をお届けします。ご期待ください。

日々の活動は、十月のオクトパスのWEBSITEでもご覧いただけます。お仕事のご依頼もお待ちしてます。それでは今後とも、図工家のりしろ太郎をお引き立てのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。


皆さんの「スキ」や「コメント」、「フォロー」が執筆と創作活動の励みになります。ぜひお願いします。また私のnoteに足をお運びいただけたら幸いです。それでは、良い一日をお過ごしください。のりしろ太郎でした。さようなら〜☆


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