鼻と喉の違和感と不調の解消 18

この回で最後にしたいと思います。
上咽頭の擦過治療(EAT治療)を受け、(つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい)という本を読み、多くの気づきがありました。
思い返せば保育園・小学校の頃は酷い偏頭痛にたびたび悩まされました。
親が心配して、知り合いの大阪大学脳外科の診療を受けましたが、脳に異常はないという診断でした。
同じ頃、年に4、5回は酷い蕁麻疹になり、3日間くらいは痒くて夜も眠れず、一週間くらいは症状が改善しません。アレルギー体質だから仕方がないと言われていました。
また風邪もよくひきました。冬になると周りの誰よりも早く風邪をひき、風邪が蔓延している最盛期にもう一度ひき、暖かくなってきた頃に3回目をひくという具合です。いずれの時にも喉から風邪の症状が出て、喉が腫れ、酷い咳が出て、高熱が出たことを覚えています。喉が弱いんだろうで、済まされていました。
間違いなく慢性の上咽頭になっていて、それが今に繋がっていると確信しています。
偏頭痛と蕁麻疹は大人になるに従って治ってきましたが、喉の不調は変わりませんでした。
前述の本を読むとどの症状も上咽頭炎を原因とするものだとの説明で、強く納得してしまいました。
上咽頭には自律神経が集まっていて、神経が炎症を起こすのだそうです。
また上咽頭炎になると人によって現れる症状が違うようです。
喉を除くと、上咽頭から離れた部位に症状が出るそうです。神経を伝わっていくからでしょうか。
喉の不調と違和感をお持ちで、何かしら原因のハッキリしない症状がある方は、上咽頭炎の可能性を疑って受診されることをお勧めします。
今治療をしていただいている医院の説明では、最近注目さている治療ですが解明されてない事も多いそうです。
上咽頭擦過治療をもっと早く知っておきたかった気持ちはありますが、遅ればせながら治療を進めてクオリティの高い生活を取り戻せることに喜びを感じています。

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