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長崎殺人事件 (内田 康夫)

(注:本稿は、2024年に初投稿したものの再録です。)

 かなり以前に読んだ内田康夫さん“浅見光彦シリーズ” ですが、このところ、私の出張先が舞台となった作品を、あるものは初めて、あるものは再度読んでみています。

 ただ、私の出張先も以前勤務していた会社のころを含めるとそこそこの都道府県にわたるので、どうせなら “浅見光彦シリーズ” の制覇にトライしてみようと思い始ました。

 この作品は「第16作目」です。今回の舞台は “長崎”
 長崎には、中学校時代の修学旅行を皮切りにプライベートで何度か訪れていますし、社会人になってからは、30年ほど前、熊本勤務時にも、また東京に戻ってからも出張で顔を出しています。最近、娘家族も猛暑の中、訪れたようです。

 ネタバレになるとまずいので内容には触れませんが、やはり、内田さんは “旅情ミステリーの旗手” ですね。
 この “長崎” のように独特の雰囲気を持った街を舞台にして、その名所や風景、そこにまつわるエピソードなどを見事に織り込んでストーリーを作り上げる力量はさすがと言わざるを得ません。

 さて、取り掛かってみている “浅見光彦シリーズ制覇チャレンジ”、それほど強い意志をもって完遂しようとも思っていませんので、まあ、“どこまで続くことやら”です。

 次は「終幕(フィナーレ)のない殺人」ですね。



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