プレゼント

いいことも良くないこともプレゼント

神様からのプレゼント

そう思わないと生きてゆけない
息をしているだけで精一杯

少し前まで隣にいたあの人と
小さな空間に一緒にいるだけで息苦しい
みんなに愛想を振り撒いて
無理してる
互いに近寄らず知らん顔
わたしはいたたまれずに立ち去った

我慢しないで逃げるが勝ち

ちょっと気分が悪いのは
負けず嫌いのわたしだから

些細なことを教えてくれるのもプレゼント

こころの中、後悔を抱えている
母が旅立つ少し前
わたしは母に甘えていた
母のことをちゃんと看ていたか
放り投げてはいなかったか
自分の足の手術直後だったけれど

そばにいた息子は分かってくれたけれど
他の人はだあれも分からない
まだそのことでかなしくて泣いている
一年経っても

ひっそりと泪がこぼれる

誰にも言えなかったこの話し
教えを学んでいる心友に言う
彼女はわたしのこころの澱を「小さな後悔」と名付けてくれた

同じ日に起きた出来事

イヤな思いもプレゼントと受け止めた
わたしへの本当の意味でのご褒美を

神様がくれた日
それはクリスマスイブだった