地獄のこころ

自分だけ、自分だけ
自分だけが不幸だと

自分だけ、自分だけが
かなしいと
くるしいと

自分だけ、自分だけ

わたしのこころは地獄のこころ

幸せを噛みしめなさいと言われても

わたしのこころはそこまでゆかない
ゆきつかない

いつになったら
噛みしめられるの

いつになったら
湧いてくるの

いつになったら
いつになったら

むなしくて
むなしくて
こころの中を見せられるものなら
見せてあげたい

こんな地獄なんか味わいたくない

それでも死ぬなというのか
それでも笑えというのか
それでも立ち上がれというのか

それでも、それでも

なんの権利があなたにあるの
口では簡単にいえるよね
他人事なら軽く言えるよね

わたしだってそうだから

待つことは悪くないよ
焦らなくていいんだよ

やさしい言葉をかけられて
ちょっとなごむ

それでもいつの間にか
また地獄をめぐる
わたしのこころ

もういいや
なるようになれ

この地獄のこころ

ずっとわたしの中にいてくれますか?
死ぬまでずっと