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死ぬかと思った

昨夜の風呂上がり

風呂の残り湯を使い洗濯をする
バケツに風呂の湯をいれて
洗濯機まで運ぶ

風呂の湯で濡れた床
つるんと足を滑らして

その場にあった昔々父の使っていた介護用の風呂の椅子に右腰部の少し後ろ上を打ちつける

「いたたたぁ~」
一瞬息が出来なくなり
少し気分が悪くなる
「死ぬかと思った」
と独り言を言う

あぁ、このまま死んでもいいのにな
その方が楽なのに

起き上がり
そのまま洗濯を続け
洗濯物を干す
どうせ明日も雨
乾かない

風呂場を掃除して
洗面台もきれいにする
滑った床の水と洗剤も拭き取る

全てを終えて
痛い腰を抑えつつ
ベッドに潜り込む

わたしは骨粗鬆症
骨にヒビが入っていたら困るなぁ
と漠然と思う

一年間注射治療をして
今はゆるゆると飲み薬

ぶつけたあとは少し赤くなる
痛いけど腫れはない
そのまま眠る

翌朝に起きると相変わらず右腰上が痛い
ついでにその時についた左の親指の付け根も痛む
でも腫れてない
(よく見るとちょっと腫れていた)

打ち身で済めばいいけれど

本当はこのままあの世に還れたら
ラクなのに

でもちゃんとご飯も食べられる

簡単には死ねないか…

痛いのも、苦しいのもイヤ
すうっとあの世還りたい

あとは任せたよ
息子たち

って…まるで母と同じことを言っている

若い気でいても中高年
いつまでも夢見る乙女じゃいられない
(当たり前だ)

年は年、現実見ろよと
自分で自分に鞭を打つ

あぁ、昨日買い物に行っておいて良かったなぁ

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