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自律神経の身体への影響

ストレスを感じると交感神経が優位になり、リラックスしている時は副交感神経が優位になる。

こんな言葉は誰しもが一度は聞いたことがあると思います。

末梢神経(自律神経系が含まれます)は環境の変化、心理の影響を受けやすくその機能は内臓器官の調整を役割にしています。

例えば、たくさんの人の前に出ると心臓がドキドキして額に汗が滲み出てくる。
こんな場面に直面した事はないでしょうか。

これは交感神経の働きによるものです。

この場面において「大勢の人の前に立つ」という行動はストレスを感じ交感神経が働きます。

・瞳の拡大
・心拍を増加させる
・発汗を促す
・唾液の抑制
・アドレナリンの分泌

これらが緊張の原因であり交感神経が優位になった時の身体の状況になります。
交感神経と副交感神経でそれぞれ働きがあるのでどちらかに偏る事なくバランスを保つ事が大事になります。

逆に「家のソファで深く腰掛けると眠くなる」
この場面ではリラックスを感じて副交感神経が働きます。

・瞳の収縮
・心拍の減少
・唾液の分泌
・血管の拡大
・消化活動の活性化
・メラトニンの分泌

どちらにも機能がありどちらかが働き続ける状況にならないようリラックスする方法や適度な運動をして刺激する事は健康を維持する上で大事になります。

またこれらの内分泌を可能にする為には栄養源を十分に摂取することや、腸内環境を見直す事も身体にも心にも大事な要素になってきます。

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