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最強フライポ&カレーを作ってみたら、代償が大きかった。だけど悔いはないよの巻

大好きなワカナさんのnoteの「ポークカレー、最強フライポ添え」を見て以来、うなされるように「フライポ」というワードが脳内をこだまするため、それを抑えるべく、ちっちゃな頃から芋娘が、2万年ぶりに家で料理をすることにした。

今日このカレーを作ろう!と急に決めたので、ためこんだ汚れた食器を全部洗って台所を片付けて、1万年ぶりに、ネットスーパーではなくリアルスーパーに行って買物をした。

それから、ワカナ先生の書いてある通りにカレーを作ってみることにした。
あ、ニンジンを買うのを忘れたので省略。
豚バラ肉の横にミンチ肉が30%オフになっていたので豚バラ肉とセットで勝手に追加した。
あと、玉ねぎを時間をかけて炒めるのが性格的に困難なため、薄切りにしたのをいつもの癖でレンジでチンしてから炒め始めた。茶色くはなったのでOKかしら。
全然ワカナ先生の書いてある通りではないな。
先生、勝手してすみません。
そんな訳でポーク&キーマカレーの方向性となった。そして、煮込む段階で、豚骨スープの素を投入せよとのミッション。鍋キューブの「濃厚白湯」が家にあったのでそれをポイっと入れた。白湯ってきっと、とんこつのはず。

そして、ここからは未知の領域なので、ちゃんとワカナ先生の言う通りに、ジャガイモをラップに包んでチンしていく。
性格的に冷めるまで待てず、熱いまま皮を剥こうとしてアチチ、と言うのを5回やって、冷めるのを待つことにした。そして1cmくらいに切り、油で揚げる。
2万年ぶりに料理をしているためガスコンロの汚れっぷりがダークサイドに堕ちていることは触れずに流してほしいのだが、上高地キャンプで使ったメスティンがそのままになっていたので、揚げ物鍋として使うことにして揚げていく。

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私は、家では揚げ物をしない人種なので、揚げ物をするのはおそらく10億年ぶりである。
だって、唐揚げもトンカツもコロッケもお店で食べた方が美味しいし、面倒くさいし。
だけど、ここは好奇心が勝って、イモを家で揚げた。だから、何としてでも美味しく出来上がってくれないと困るのである。

ちなみに飯は土鍋で炊いた。炊飯器は何年も前に捨てて以来、ずっと、ふるさと納税で買ったHARIOの土鍋を使って飯を炊いている。美味しい炊き立てご飯も待機。

カレーのルウは、いつものとろけるカレーと違って、ワカナ先生チョイスの初めて使うゴールデンカレーにした。
ワカナ先生の言うことを時々真面目に忠実に聞く私。それから、『りんごとはちみつ恋をした〜』の西城秀樹の歌声を思い出しながら、はちみつをたらーりと垂らして味を調えた。グツグツしていてワクワクする。
万が一に備えて、キャンプ用に買ってあったジョンソンヴィルの残りを焼いておいた。何の万が一かは謎だが、貴族的チーズウィンナーなのでカレーに間違いなく合うはずと確信している。

そして出来上がったのがこちら。
ポーク&キーマカレー、最強フライポと貴族ウィンナー添え。
ドドン。

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最強!圧倒的優勝!
フライポがカリッとしていて美味しい。ジョンソンヴィルはここであえて詳しく語る必要もなく美味しい。ジョンソンのウィンナーをかみちぎった時に、中のチーズがTシャツに飛んでしまい、連休中に着替える予定もなかったのに、着替える羽目になった。そして洗濯までする羽目になった。カレーのおかげで台所は片付けるわ着替えるわ洗濯はするわで、かなり人間らしい暮らしをさせられている。感謝しかない。
お味の方は、ミンチが少なすぎて全然キーマカレーではなかったが、隠し味ということでOK。カレーにコクがある。数回お代わりをして、カリッカリのフライポすべてを食べてしまった。
カレーは12皿分も作ったので、翌日もいかせていただきます。
明日またお会いしましょう。鍋に蓋をして眠る。
今日よりもきっと、二日目の貴方を愛しています…。



さて翌日。
最強フライポの興奮が収まらず、追いフライポをすることにしたが、欲を出して冷蔵庫にいたカボチャと焼き芋にまで手にかけることにした。カボチャと冷めた焼き芋をラップに包んでチンした。
焼き芋をフライする意味がよく分からないが、なんとなく揚げたかった。
そこに油があったから。
でもカリッとしたから、この選択は間違えてなかったと思いたい。カリッカリへの欲望がとめどない。もう私は完全なるカリ中です。
ワカナ先生、私はこれから、いけない重罪を犯そうとしています…。
悪魔に魂を売ります。
赦されるのかこの罪。



罪深き2日目の悪魔的カレーはこちら。

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ジョンソンヴィルがあと1本しか残っていなかったことが非常に悔やまれたが、化石になりかけていた大昔に買ったキッチンペーパーを敷いた大皿の上で、大量の野菜のフライが残っている。わーい、嬉しい。
そして、私のカレーはサラダなど添えない。
揚げたジャガイモもカボチャもサツマイモも野菜だ。つまりサラダである。(ちなみに私はマクドのフライドポテトもカルビーのポテトチップスもサラダだと把握している。何か間違っていますか?反論ある人?そういった方々は多様性な世の中ということで黙ってお引き取りくださいね、シャラップ。)
野菜と共にバランスよくカレーを食べた。
2日目の貴方は、やはりとろみが出て最高になっていた。
こうなると嬉しくってベランダで食べるよね。
秋風がスパイスの香りを近所中に届けるよ。気持ち良いです。
ついついベランダとキッチンを何往復かしてしまった。

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そして、昼も夜もお代わりしまくる。
野菜トッピングはあっという間になくなる。
ジャガイモが別添えだから、ジャガイモを取り除く手間無くそのまま冷凍できて楽ちんだなあ、と感心していたが、12皿分作ったはずのカレーが、小さいタッパー2つ分しか冷凍できなかった。
なぜ?どこでどうなった?
そして体重計に乗ると、2㎏リバウンドしている。
なぜ?どこでどうなった?
どういうことなのですか?
美味しすぎるって罪なのですか。支払うべき代償が2kgということなのですか。
このミステリーカレーとサスペンスフライポの組み合わせ。
ワカナ先生の言うことをちゃんと聞かなかったから、勝手にアレンジしたからこうなったのでしょうか。美味しいとは罪深きことなのですね。
それでも、ワカナ先生には感謝しています。
私には悔いはありません。
2kgの代償は、歩いて減らそうと思います。
私なりの贖罪です。

ごちそうさまでした。
次は、いつか、世界一うまいフライドポテト様というサラダ料理にチャレンジしたいと思います。

追記:
2つしかない冷凍カレーも、1つは冷凍庫にて1日過ごしただけで、すぐさま解凍され、残りあと一つとなった。最後の1つは、ちょっと間を空けようと思う。
コンビニで買ったからあげをトッピング。

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