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ソロキャンプで焼き鳥は忙しい

私のお気に入りの行きつけのステーキ屋さん「タケル」のにんにく旨塩は何にでも合う天才的な魔法の粉なのだが、キャンプ飯界では「ほりにし」が人気だと聞いて買ってみた。
ほりにしは、その名の前に「アウトドア スパイス」とどでかく謳っている。よほど自信があるらしい。

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こいつらを食べるために、キャンプで焼き鳥を焼くことにした。このままじゃ重いので、お弁当用の容器に移し替えて。 

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ちなみに焼き鳥は、高い肉は塩、安い肉はタレで食べるタイプなので、タレも作って持っていくことにした。
焼き鳥のタレは、クックパッドのレシピを少なめにアレンジして作ったので、ここに貼っておく。(美味しかったです)

しょうゆ:大さじ2.5
砂糖:大さじ1.5、はちみつちょっと
みりん:大さじ0.5
酒:大さじ0.5
にんにくチューブちょっと
→→これを混ぜて煮詰めた。

焼き鳥は、ねぎまオンリー。
霜降りステーキも買っていたので

焼き鳥はそれだけにして、家では絶対やらない、以下の3パターンの、面倒くさいだけの串を作ることにしてみた。
①プチトマトをベーコンで巻く
②プチトマトをとろけるチーズで巻いてベーコンで巻く
③ポテトをベーコンで巻く
と言った、ややベーコンに頼りすぎな面々。
おそらくバーベキューで何かをベーコンで巻いて串刺ししてやろうと思う人が100人いたら95人くらいはアスパラを巻くと思うが、私はアスパラにあまり興味がないので最初から却下している。
合うらしいですよ、アスパラとベーコン、知らんけど。
ポテトはポテトフライを想定していたが、冷凍コーナーでお弁当用のハッシュドポテトを見つけたので、ボリューム感に惹かれてこれを巻くことにした。
あとは、串が余りまくっているので、ジョンソンヴィルウィンナー様もなんとなく串に刺した。
結果的に、転がしやすくなった。
ちなみに全部家で下ごしらえして持って行ったので、現地では何も仕込むことがなかった。
そして、実践。

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良い感じ。

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冷凍のハッシュドポテトが溶けてやわやわになってしまい、バラバラになったが、まあ良し。
左奥にあるアルミホイルに包まれているものは何かというとこちら。

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炒めるだけのガーリックシュリンプ。
実はある理由でエビがどうしても欲しかったのだが、冷凍エビだけ買って炒めるよりこっちの方が良いな、と手にした時にワクワクしたので購入。
なんと、エビとブロッコリーと、ポテトフライが入っていた。バラバラになったベーコンとハッシュドポテトと一緒に食べて夢の共演となった。

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ジョンソンヴィルも串に刺すとまた違った味わい。それ以前に食べやすくて良い。ジョンソンくんは、チーズインのタイプ。ベーコンとチーズに頼り過ぎている気もする、本日のキャンプ飯。
そしてそして、キャンプ飯界の帝王「ほりにし」。
ほりにしは確かに美味しかったが、少しスパイシー過ぎたし、味に深みがあり過ぎる。複雑な味だ。さすが、仮タイトル「アウトドアスパイス」だけあってワイルドな味になる。
だけど、それでも、私はシンプルにタケルの「にんにく旨塩」の方が好きだ。
レジャーシートの上にこぼれた時に、無意識でついつい舐めたくなる方は、間違いなくにんにく旨塩である。
それが確認できて良かった。
ちなみにこぼれたタレもペロッと舐めた。レジャーシートに垂れた手作りの焼き鳥のタレは最高に美味かった。
本当の美味しさは、きっと、レジャーシートにこぼれた時に試される。それを舐める価値があるかどうか。無意識で舐めているかどうかだ。

しかし、仕込みは全て家でしてきたというのに、焼き鳥とは、なんと大忙しな料理なのかと、驚いた。
焼いてはタレにつけて裏返したり、焼けてきたら熱いうちに食べたいし、割とすぐ焦げるから裏返したり場所移動にも集中して取り組まないといけない。ちょっと目を離すと串が燃えていたり、ネギが燃えていたりする。
アツアツを食べたいから焼けたらそのまま1人で全部食べていくので本当に忙しい。ずーっと忙しい。
おかげで、焼き鳥の完成図の写真は皆無だった。
唯一、ああ、焼き鳥したな、と思い出せる写真はこちら。

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プチトマトのまわりのチーズが溶けてて美味しかったの図。
まあ正直、こんなもんか、というのが感想。
ソロキャンプも回数を重ねてきて、やっていない肉料理が何かないかと考えて思いついた焼き鳥の回。まあ、こんなもんか。焼き鳥は、そんなに想像を超えてこない。その分、大はずれもないが。
美味しかったし、準備は全部家でしてきたから楽だったものの、その後が忙しすぎた。
そして、焼き鳥の適量がよく分からないため、持ってき過ぎたし焼き過ぎた。そしてちょっと飽きた。
その焼き鳥の残りとガーリックシュリンプをどうしたかは、また次回にご報告。




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