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台湾、阿里山を歩き回る⑥【格別な阿里山高山茶】

かなり久しぶりに台湾の阿里山旅の続きを。


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日の出を見た後に、賑やかな出店で飲んだ阿里山高山茶が叫びたくなるくらい美味しかったので、お茶っ葉を買って帰ろうと思い、阿里山駅前のお茶屋さんが並んでいる通りを物色することにした。 

お茶屋さんが並ぶ通りでちょっとだけよそよりもおしゃれな雰囲気を醸し出しているお店があった。
「日出商店」といい、日の出の後に寄る店にはちょうど良い名前。
入ってみると、そこの店員のお兄さんが温かいお茶を試飲させてくれた。
美味しい。あったまる。香りが良い。甘い香りがする。
むちゃくちゃ格別に美味しいんですけど!
お兄さんは、阿里山でとれた阿里山高山烏龍茶だよと教えてくれる。自宅に大きいのと小型の持ち歩き用のお茶っ葉も買った。
ペットボトルにお茶っ葉を入れたものが並んでいたのでお兄さんに聞くと、茶葉を入れてお水を入れてから、8時間後に美味しく飲めるのだと言う。
8時間後?!
ゆっくりと乾燥茶葉が開くらしい。面白そうなので1本もらった。お兄さんは目の前で茶葉を入れて蛇口(多分飲料水)から水を入れて蓋をして渡してくれた。

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小さいまりもみたいだがお茶っ葉だ。こいつが8時間後には広がってお茶の味と香りが広がるらしい。
ちなみに、私の癖毛の髪の膨張は8時間もかからない。湿度が高い土地に入ると一瞬である。
その後、このお茶のボトルを持ち歩いて、阿里山の森林の中を散策した。

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時々お茶っ葉の様子を確認するために出して見てみたりして。
格別な阿里山茶を8時間後に味わうために、コンビニで、あえてお茶は買わずに、リプトンの紅茶やミネラルウォーターを買って飲んで8時間を凌ぐ。
そして、その時は来た。

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お茶っ葉が開きまくっている。
そして、いつもストンと真下に落ちているはずの私のストレートボブの髪も膨らみまくっている。
ちょうど8時間後に飲んだお茶は、待った甲斐がありやっぱり格別に美味しかった。
水出しで温かくない常温のお茶だったが、香りもあり、高級感があった気がする。
お兄さんは確か、「飲み干しても、お湯を入れたらもう2回くらいイケるから」というようなことを言っていた。
お兄さんの言う通りあと2回試した。
最後は色も味も薄くなってはいたが、なんか楽しかった。


ちなみに阿里山まで行かなくても台湾、台北の新光三越A8館の地下2階にもお店があるらしいのでぜひ。


阿里山旅↓↓




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