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不登校だった娘の映画感想文

不登校だった娘が、映画の感想を書きました。ポジティブな意味で、不登校を選んだ理由がよくわかるなと思いました。
15歳の感動が、強く、溢れるように伝わってきます。

娘が書いたのは、仕事の感想、感動です。形は映画、映画界の大人の仕事への感想です。

うちは3人兄妹ですが、中間の長女は学校は苦手になり、高校に進学しないで、うちの店で働くことを選んでいます。写真は彼女と私でつくっているオーガニック在来種ランチプレート。

もしも大学行きたくなったら貯めたお給料で、大検とって行こうと思っているそう。娘がうちの店を選んだのは、親の店だからではなく、真剣に身につけたい料理が、この料理だったから、とはっきりしています。
今はとにかく仕事人として、真っ当になりたい娘。
今、味や方向は私が決め、2人で仕込みますが、時には彼女が一人でランチを回す日もあります。
人件費や原価、わずかな利益をうむことがどれだけ大変か、反対にお金や採算は無視して価値を町や生産者に貢献すべきとき、など様々なことと向かい合わせています。

「不登校」は、どうしても、悪いこと、劣っていることにカテゴライズされがちです。「登校」に「修正しないと」とみられがちです。でもそれは拙速すぎないでしょうか。
「合わない」子、
学校システムでは「学びになりにくい」性質の子は必ずいます。
でも、学びたくないわけじゃ全くない。
劣っているわけでもない。
異なるのです。
娘は普通にコミュニケーションもします。面白くて優しい子です。
娘の場合は、周りの大人に恵まれました。理解者が多かった。
「登校」を目標にするのではなく、その子に合った学び方が、もう何パターンか、必要なんだと思うのです。

今日本は、
少子化、はみ出にくい時代

人口は多く、価値観の方向の全統一はそもそも無理、ですし、必要でもないでしょう。
なのに、
年齢で用意される学びのパターンは同じ。
これはそもそも非現実的ではないでしょうか。
子ども側の問題ではないのでは?

もちろん、多様性のためにこそ、文字言語など、共通も大事なのは賛同します。

私たちは、今、20代のインターン制度を始めました。未成年の子には無理ですが、縁がある若者には、さまざまな機会提供、学びの場をと思っています。

さて、はたから見たら「不登校。」だった子の一人として、彼女の「るろ剣Beginning」感想文をシェアします。
子どもたちを理解するきっかけの一つになれば。映画をご覧になった方しか、??かもですが。

「るろ剣」方々は私も本当に尊敬を感じます。志士をヒーロー扱いせず、幕末の悲惨をしっかり描いている映画である点でも素晴らしかったです。

さて、移住について、タネト、地域での仕事について、三者三様の子どもたち?子育て?について、色々下書きしますが、てんてこまいでなかなか書き上がりません!!次回は移住について、アップしたいです。

追記 おかげさまで、「るろ剣」公式noteに選ばれて掲載され、喜んでおりました。嬉しい、を、今の子は「沸いた!」「沸くー!!」と言うんですね、笑。


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