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探しものはなんだろう。

「価値の創造を。対話しよう。多様性を重んじる。」聞き慣れた言葉になってしまいました。私もよく発します。

一方、これらの言葉が、求められているものとして叫ばれること自体が、残念なことと感じています。

人はもともと創造性に富んでいると仮定すると、
創造力を失わせるものは、何なのでしょうか。
人はもともと対話を好み、知恵を集結してきたのだと仮定すると、
対話を阻むものは、何なのでしょうか。
人はもともと多様性をベースに、創造性を開花してきたのだと仮定すると、多様性を排除するものは、何なのでしょうか。

創造性も、対話も、多様性も、そして心理的安全性も、そもそも「つくるもの」ではないと思っています。
創造性、対話、多様性がそのまま存在している場は、自由闊達で、たのしい場所です。自然に人々の思考が深くなり、そして拡がります。

もともと有していた大切なものを、置き去りにしてしまったのでは?
もともと有していた貴重なものを、無くしてしまったのでは?
失ってしまったその背景にあるものは?

脚もとを省みることで、みつかるものもあるはず。
本質は、いつもシンプルです。

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