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私は詩人にはなれそうにない

今日は、日本語レッスンからのエピソード。

自分が動物だったら、どんな動物ですか

最近レッスンの中で、「自分が動物だったら、どんな動物?」という、どうでもいいような質問を生徒さんに聞いている。

多い回答はやっぱり「猫」。

猫の自由さ

私の回答も「猫」。

自分が猫みたいに、自由で気ままな性格だ、ということではない。

「猫のように生きたいなあ」という願望やあこがれの気持ちが強いように思える。

つまり、周りに流されず好きな時に散歩して、食べて、寝て。そんな「気ままさ」や「自分をつらぬく姿勢」がうらやましいのだ。

「猫」と答えた生徒さんたちも同じような意見だった。

カモメと渡り鳥

そして、さりげなく質問したことで「うわーコイツすごい」と思う瞬間があるから、日本語教師は面白い。

「カモメ」と「渡り鳥」と答えた詩人がいたのだ。

詩人のような想像力と言葉遊びの力がない私には、斬新かつ衝撃だった。

そんなことをさらっと言ってのけるとは!

カモメと答えた生徒さんは、「海の上を飛ぶことができるから」。

そして、渡り鳥と答えた生徒さんは、「世界中を飛ぶことができるから」ということだった。

詩人にはなれない

素敵だね、そういう回答ができるって。

想像した瞬間に、海上をもう飛んでいたり、どこかへ向かって旅立っているんだろうか。

でも、私の中では、どう想像しても、家の中で一番日当たりがよい高い場所で寝ている「猫」の自分しか想像できなかったなあ。

あなたはどんな動物かな?


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