普通は通らない道を通る

今夏、新しく始めたことがある。
タイ語の勉強だ。

まさか、自分の人生でタイ語を勉強することがあるとは想像していなかった。

Instagramで見かけた、タイ語を教えている人も
「普通に生きていたら通らない道です」と言っていた。

たしかに、普通ではないのかもしれない。
普通を気にしていた時期もあったけれど、その普通とは誰にとっての普通なのだろうと今では思う。

それに、副腎疲労になるという、普通に生きていたら通らない道を私はすでに通っている。
タイ語の道くらい堂々と通ってみせる。

そういえば、退職したときは、普通に働くことはもうできないのだと落ち込んだ。
どうにか社会復帰したくて、休まなければいけないのに、全く休むことができず悪化させて処方薬が増えたこともある。

今では、その経験も私に必要なことだったと思える。副腎疲労になったからこそ、自分の心と向き合い、私は私として生きていいのだと気づくことができたのだから。

普通でなくても構わない。
私は通りたい道を通るだけ。