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最後の役割は自ら破壊すること

【さくら事務所 役員人事のお知らせ】

さくら事務所は本日の人事発表をもって経営体制を改新し、世代交代を図ることとなりました。

副社長に就任する山本直彌、執行役員に新任の友田雄俊、再任役員である田村啓、辻優子とともに、30代を中心としたチーム経営へと舵を切ります。

私は引き続き代表取締役を務めますが、ここ2年ほどで現場実務の権限はほぼすべて移譲し、私自身の専門領域であったマーケティングPRにも再現性をもたせてきました。

最後の役割は、自分が経営を行った10年の成果や経験値すべての学びを自ら破壊することです。第四創業期という創造のために。

さくら事務所理念である『人と不動産のより幸せな関係を追求し、豊かで美しい社会を次世代に手渡すこと』は、

実は創業者である長嶋から社長のバトンを受け取った際に改定したものです。

住宅という、人の命より長く社会に残る資産に携わる事業者として、また当時、ジョインしてくれた大切な仲間たちが大切にするご家族、子どもたちの姿からも、

次世代まで見据えた理念や経営哲学が必要だと考えました。

同時に、できるだけ早い段階で、経営そのものが次世代に刷新されるべきだとも。

その願いと計画どおり25周年である節目の年に、私より一回り以上若く、はるか優秀で器が大きく、チャーミングな仲間、心から尊敬する戦友たちのチームに、舵を預けていけるのは大きな喜びで心からの感謝しかありません。

『いかなる問題も、それが発生したのと同じ次元で解決することは出来ない』

アインシュタインの言葉どおり、私自身これまでの次元を離れたところから積み上げたものを破壊し、スペースを空けることで、

次世代を担う心強い若手経営チームがいっそう自由自在に、辰年の龍のごとく大空を翔け、

より遠く次世代まで、広くたくさんの方々に、新しい人と不動産のより幸せな関係を届けてくれることを願っています。

そのことでなにより、どうか、彼、彼女たち自身の人生もより幸せで、可能性と夢に満ちたものでありますように、とも。

これからも、さくら事務所グループをどうぞよろしくお願い致します。

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