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カタチをつくる...その2

グレーのマスクが最初に上げたものです=1st
本来型おこしなのでトワルと呼ばれたりします。
一発で決まれば言う事なし!
なのですが...なかなかそのような都合良く進まないものです。

ましてやマスクは初めてつくるという事で色々考えてしまう。

そうそう話脱線します。
前回「カタチをつくる」で裏側の事を書いてませんでした。
表はカットソーと呼ばれるニット生地を使う予定
裏は高島ちぢみと呼ばれる滋賀県の織物を使う。
ニット生地と織物では特性も変わってきます。
裏の生地は織り方の特性で横には伸びるので表の伸びにも対応できる。しかし、縦は伸びない...それを考慮し少しゆとり分量を出した方が良いかなと下の図のようなパターンにしました。
工場が嫌がるパターンですね(苦笑)効率が悪い。

パターン1

前中心の口があたる所は縫目がない方が良いのでは?とか色々考えすぎでしまいます。そして表と裏は別のパターンにする事にしました。


話を戻しますね。
1stを見ながら考察。
少し直してそのまま量産用に進めれるか...
いやいや何か気になるし、もう一度作るか判断します。

マスク修正

全体的なゆとりの取り方や分量・大きさ
微修正ながらGo!とも言えないもどかしさ
2ndを作ったのが↑↑↑
これで何となく落ち着きました。

パターン

パターン2

縫製のポイントやデザイナーの意図を理解して貰うために文字でも伝える。
とにかくゴロゴロせず、肌に優しい設計。
サンプルの本番はこれから!
いよいよ工場に縫ってもらう。
そこで工場の腕・かかる手間や工賃など色々な問題も浮上してきます。

サンプル上がりを待つとしますか!

コチラで想いを綴りながらモノ創りに繋げていきたいと思います🎪