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あなたの知らないPinterestの世界

いきなりですが2020年の大注目SNS「Pinterest(ピンタレスト)」を知っていますか?
「聞いたことあるけど詳しくは知らない〜」という人がほとんどでしょう(決めつけ)

Pinterest(ピンタレスト)は、ピンボード風の写真共有ウェブサイトでユーザーはイベントや興味のあること、趣味などテーマ別の画像コレクションを作成し管理することができる。また、他のピンボードを閲覧して自身のコレクションか「好み」の写真として画像を「リピン」することもできる。- 引用:Wikipedia

まだまだ日本での知名度は低いですが、グローバルではかなり注目されているSNSなので、「なぜPinterestがビジネス活用に有効なのか?」「なぜマーケターはPinterestに注目するべきなのか?」を具体的な数字を交えて紹介していきます!

海外向けにビジネスしていきたいと思っている人にはおすすめですよ〜

1. ユーザー数めっちゃ多い!!!【MAU4億】

先月のピンタレスト・ジャパンのプレスリリースで発表されたように、グローバルのMAUが4億人を突破しました。

FacebookのMAU26億、InstagramのMAU10億と比べると見劣りはします。
ですがアメリカだけで見るとFacebookのMAU2.05億、InstagramのMAU1.55億、PinterestのMAU0.86億なのでボリュームあることがわかりますよね。

アメリカのインターネットユーザーの43%がPinterestアカウントを持っているというデータもあります。

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▲ 引用:ピンタレスト・ジャパン

セグメント別の成長率も著しく、特に個人的に驚いたのは男性ユーザーが前年比で50%近く増加していることです。

Pinterestは女性ユーザーの比率が高かった(今でも60%が女性ユーザー)のですが、この1年の成長で男性ユーザーが増えているのでリーチの幅が広がりました。

今まで「ミレニアル世代の女性向け商材」に相性の良かったPinterestが、より広いターゲットに向けて発信できる媒体に進化してます!

2. アメリカのママさんの80%がPinterestユーザー!!!

さきほど「男性ユーザーが伸びている」と紹介したんですが、まだまだPinterestのコアになっているのは女性ユーザーです。

その中でもインパクトのあるなと思っているのが、見出しにもなっている「アメリカのママさんの10人中8人がPinterestユーザー」というデータです。これ、冷静に考えてすごくないですか?笑

ママさんは家庭に関する商品(サービス)の意思決定者であることが多いので、女性が多い=女性向け商品に活用できる媒体だけでなく、Pinterestは様々な商材にチャンスがあることをわかっていただけたと思います。

もちろん男性ユーザーの伸びが急激なので、マーケターはPinterestの男性ユーザーを無視しちゃだめですよ〜

3. ユーザーの購買モチベーションが高い【半数が購買目的】

みなさんはTwitterやInstagramをどんな目的で使っていますか?

写真や動画のシェア、アイデアの発信、情報取得、ネットワーキングなど色々だと思います。Pinterestユーザーはなんと「写真を見るため(57%)」に次いで、「商品を見つけたり購入するため(48%)」が2番目の目的になってるんです!

これがどれくらいすごい数字かというのは、下記のグラフを見れば一目瞭然だと思います。

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eMarketer.comによると、多くのSNSが写真や動画の閲覧、シェアやネットワーキングが主な目的となっているのに比べ、Pinterestユーザーの購買に対するモチベーションが非常に高くなっています。(全体の48%)

詳細は後述するのですが、Pinterestは可処分所得が多いユーザーの比率が高いSNSなので、購買をコンバージョンにおいた運用との相性が抜群なんですよね。

4. 高所得、大学卒のユーザー比率が高い

所得や学歴に関する話題はセンシティブではあるのですが、SNSのビジネス活用においては非常に重要なので、特質すべきデータを紹介します。

Pew Research Centerの調査によると、Pinterestのユーザーは他のSNSと比較して、高所得かつ大学卒以上の比率が高いです。

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▲ 引用:Pew Research Center

上の表でオレンジで囲っている部分がPinterestユーザーの年収と学歴に関する数字なんですが、他のSNS(除:LinkedIn)と比べて、高収入で大学卒以上の割合が高いことがわかると思います。
*LinkedInはビジネスSNSなので同じ傾向にあります

前の見出しでも紹介したようにPinterestユーザーは購買のモチベーションが高いかつ、高収入の比率が高い=可処分所得が多い比率が高いSNSなので、自社商品を訴求していくのにもってこいってわけです。

5. 未認知のブランド(商品)でもチャンスは無限大

Pinterestでは毎月20億回以上の検索が行われているんですが、その検索の97%がノーブランドのものです。

これの何がヤバいかというと、月間19.4億回「ブランドにこだわらない」検索が行われているんですよ。つまりまだ知られていないブランド(商品)でもユーザーに発見される機会があるんです。

そのぶんブランド本来の魅力の良し悪しが数字に直結するので、真の力が試される厳しいSNSではあるんですけどね。実にアメリカらしい自由主義なSNSで僕は好きです。笑

6.  まとめ

ここまで5つのデータでPinterestのすごさを紹介してきたわけなんですが、自分でもまとめていて「やっぱPinterestすげーな」ってなりました。

・月間で4億MAU
・アメリカのママさんの80%が利用
・ユーザーの購買モチベーションが高い
・ユーザーの可処分所得が多い
・未認知のブランドにもチャンスがある

これだけの魅力がPinterestにはあるので、個人的に日本のメーカーさんが、真っ先に使うべきSNSなんじゃないかと思っています。それこそFacebookやInstagram以上に優先順位上げて運用してもいいんじゃないかと。

とはいえ触ってみないとわからないことが多いと思うので、まずはブラウザで見るなりスマホでアプリ触るなりしてみいてください!日本語のUIもあるので!

それではよいPinterestライフを!

参考文献:28 Pinterest Statistics Marketers Should Know in 2020

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