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少ないやり取りで信頼を得るには?

 前回の続きですが、今日は相手に与える印象の話です。

 ※前回記事はコチラ

 例に出したお二人ともレスポンスも入金も遅いです。(お忙しいとは推測しています)

 わたしの経験上、レスポンスが遅い人は入金も遅い傾向にあり、逆に返信が早く、不明な事にも質問をくださる方は、間に合わないときの代替案を出してこられます。例えば、カードや電子マネーは不可か?などです。

 人によると思いますが、代替案を出す人は「どうしてもサービスを受けたい」「必ず支払う意思がある」と受け取れます。そのやり取りに物理的な時間はかかりますが「解決に向かって話し合う」事ができます。

 しかし、わたしからの一方的な業務連絡を受けて、一方的に解釈し、事務的に解決(この場合は振り込むかキャンセルかの2択)しか道がなく、「催促」する(される)連絡のみ。
 これでは「受けたい気持ち」が伝わらないばかりか、お互いが「振込」1点にのみ集中して焦っていく。

 せめてA様のような「遅くなってすみません」「振込しました」の一言があるだけでも、こちらも状況を想像しようと努力できますよね?
 反応が薄い人は状況を察することが難しく、実際にお会いするまでは「好印象」を持つことはできません。

 私も本業のビジネスメールは超がつくほど事務的です。当たり前ですが。

 プライベートでも絵文字もあまり使わず、LINEもそっけないです。夫とはそれこそ業務連絡のような感じです。でもそれはお互いをよく知っていて、文面がそっけなくても問題ないからです。

 無駄なやり取りを省く性格の人がいます。
 前回の私のようなボリュームたっぷりの連絡を、迷惑と思う人もいるでしょう(必要事項だけとはいえ)

 しかし、そういったやり取りを極力少ない文面で済ませたいのであれば、それに伴う「行動」が無ければ信頼を得ることは難しい。そのせいで、かえって手間がかかっていますしね。

 どのような人で、どんな思いで申し込んだかわからない以上(冷やかしも多いですし)、こちらは指定日までにお金をいただいたり、できないなら言い訳を聞かせていただくしか信用する手段は無いわけです。

事務的に

クールに

 一見無駄を省いていて仕事ができる人っぽいです。が、わたしから見れば一言添える余裕すらない人に見えます。

 人とのコミュニケーションにおいて、自分の手間を省くだけではかえって面倒が増えると思いませんか?


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