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【Googleタグマネージャー】を使用してクリック数を計測する方法【仕事編】#03

今回は【Googleタグマネージャー】を使用してクリック数を計測する方法を紹介したいと思います。
イベントトラッキングの設置方法についてははしょらせて頂きます。笑
※イベントトラッキング設置前提での解説になります。
アナリティクスでの計測方法もまた

クリック数を計測するメリット

クリック数を計測する1番のメリットは、「ページに訪問したユーザーが次に行った行動(アクション)が分かる」ことです。
設置しているコンテンツボタンのクリック数を計測することで、ランディングページなどからのボタンの遷移率を確認し、ページの改善に役立てることができます。

1. Googleタグマネージャーにログイン~変数の設定

FireShot-Capture-026---Google-タグ-マネージャー---tagmanager.google.com

ログインすると上記画像の管理画面に入ります。
1.左項目にある【変数】をクリック
2.【組み込み変数】項目の右上にある【設定】をクリック
3.設定を押すと右に【組み込み変数の設定】がでてくるので下記画像の赤枠部分にチェックを入れます。

FireShot-Capture-027---Google-タグ-マネージャー---tagmanager.google.com

これで変数の設定は完了です。
組み込み変数とはグーグルタグマネージャーに予め用意されているもので、クリックのようなイベントが発生したときに返す必要な情報です。
例えば、「PageURL」の場合はイベントが発生したページのURLを取得することができます。
「ClickURL」の場合はaタグに記述されているURLが取得できます。

2. トリガーの設定

1.左項目にある【トリガー】をクリック
2.【トリガー】項目の右上にある【新規】をクリック
3.【トリガーのタイプを選択】の中にある【クリック】項目の、下記画像の赤枠部分【クリックのみ】を選択します

FireShot-Capture-028---Google-タグ-マネージャー---tagmanager.google.com

4.【タグの配信を待つ 】にチェックを入れます。
待ち時間の上限はデフォルト(2000)のままで大丈夫です。

5.トリガーの有効範囲を設定
プルダウン選択から【PageURL】、【等しい】を選択し、値の欄に参照サイトのURL(http://xxxxxx.jp)を入力します。

6.トリガーのタイミングを設定
プルダウン選択から【ClickURL】、【含む】を選択し、値の欄に計測するaタグを入力します。
電話番号なら【tel:0210-000-000】、URLなら【http://xxxxxx.jp】

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ここまでで入力に問題がなければ【保存】をクリックしトリガー設定は完了です。

3. タグの設定

次に計測用のタグを作成していきます。
1.左項目にある【タグ】をクリック
2.【タグ】項目の右上にある【新規】をクリック
3.下記画像の赤枠部分【Google 広告のコンバージョン トラッキング】を選択します。
アナリティクスでの設定の場合は【Google アナリティクス: ユニバーサル アナリティクス】を選択します。
今回は【Google 広告のコンバージョン トラッキング】での設定方法を解説します。

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4.【Google 広告のコンバージョン トラッキング】を選択すると下記画像画面が表示されます。
赤枠部分【コンバージョン ID】と【コンバージョン ラベル 】を入力します。
【コンバージョン ID】と【コンバージョン ラベル 】につきましてはgoogle広告のコンバージョン設定部分で確認できます。

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5.タグの設定が完了したら、【タグの設定】項目の下にある【トリガー】をクリックし先程作成したトリガーを選択します。
ここまでで入力に問題がなければ保存をクリックしタグの設定が完了です。

5. 最後に作成したタグを公開

最後にタグの公開をしないといけません。
公開をしないと反映されないのご注意下さい。
画面右上にある【公開】をクリックしこれですべての設定が完了です。

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まとめ

公開する前にタグがしっかり発火されているか確認する場合は【プレビュー】を押しタグをいれたサイトを見ると確認できます。
今回はクリック数の計測方法を紹介しましたが、他にも「ページのスクロール率」などを計測することも可能です。

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