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組織改善〜サーベイツールは万能ツール!?
組織改善も5回目になりました。
今回はサーベイツールのお話しです。
ところで、組織サーベイの目的ってなんですかね?
モチベーションクラウドさんはこう言っています。
組織状態を数値化し、PDCAサイクルを回すことで組織の問題を解決することができます。組織のモノサシ「エンゲージメントスコア」で、
組織状態を定量化・可視化し、See・Plan・Do・Check&Actionのサイクルを回します。
WEVOXさんはこんな感じです。
会社やチームのエンゲージメントを高めるため
GEPPOさんはこう。
個人と組織の課題を見える化する
数値化、可視化、エンゲージメント、このあたりがキーワードのようです。
ここからは自論ですが、組織サーベイの目的は「組織や個人」の「状況」を把握することが目的だと考えます。
そのためサーベイを実施する場合に考えることは大きく2つです。
① 個人と組織のどちらにフォーカスするか?
② どの頻度で状況を把握するか?
この2つを考えると、設問の内容や設問の数をどういうものにすれば良いかが考えやすくなります。
先にあげたツールの検討も目的に合わせるのが良いと思います。
例えば、
「組織単位で見たい」「他社との比較で見たい」であればモチベーションクラウド、
「個人単位で見たい」「他社との比較でみたい」「頻繁に見たい」であればWEVOX
というようなイメージです。
では、今回僕はどうしたかというと、どちらのサービスも使ったことがあるのですが、、運用の柔軟性や回答者の負荷を考えてGoogleFormsにしました。せっかくなので設問内容も開示してしまいます。
設問は全部で3つです。
①5段回でチェックするもの3問
②その理由
③フリー項目
すごくシンプルです。手間なく5分くらいで回答できることを重視しました。でも、フリー項目を作っているので、言いたいことがある人はしっかり書けるようにもしています。
前述したサーベイツールを使ってこられた方は、え、こんなのでわかるの?と思われるかもしれませんが、サーベイまでに情報を集めて組織構造の課題の仮説さえあれば、このサーベイで組織状況が丸裸になるくらい色々なことが見えて来ます。
そう。今回のサーベイのポイントは組織構造の課題のなかにある属人的な課題を見つけることにあるからです。
※前回の組織改善〜分けるポイントを整理するをぜひ読んでみてください。
ちなみに、もう一つ自論ですが組織サーベイは前回との比較こそが肝だと思っています。定期的な状況把握のな中で発生する変化(差分)が最も重要です。それは現場で頑張る方々が出しているサインなのでHRを生業にする以上は、それを、しっかりと見にいく必要があります。
参考までにサーベイで抽出できる内容とその重要度&考え方も載せて見ました。
HRBPがはじめにやる「組織の把握」はここまででおおよそはOK。
ここからは組織改善のためのアクションを取りながら、もう一歩踏み込んだ準備を進めていくことになります。
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