見出し画像

組織改善〜分けるポイントを整理する

組織改善の4回目です。
前3回を通してかなり情報に厚みが出てきました。この後、組織サーベイを実施するのですが、サーベイを実施すると一気に情報量が増えます。
なので、情報がぐちゃぐちゃにならないように情報整理のための箱を作って分けることができるようにしておきます。
今回はそのための分けるポイントについてです。

組織の話をし始めると複雑に課題が入り組んでいる(ように聞こえる)のですが、一つ一つ整理していくと意外と簡単に重要な課題を絞ることができます。その整理の時によく使うなぁと実感しているのが組織の型の分類です。
これは知識としては基本中の基本で、「いまさら・・・」と思うこともあると思います。ただ組織課題を整理する時も説明する時も意外と使えます。

スクリーンショット 2020-07-06 12.11.24

これは機能(職能)ごとに組織を分けている機能型組織の一例です。
スタートアップのように職能が渾然一体になっているような組織や、サービスの機能やプロジェクト単位で組織を分けている組織がプロジェクト型組織ですね。
僕が担当している部門だと、「部」のレイヤーは機能型ではあるがその下の「グループ」のレイヤーはプロジェクト型という組織もあったりします。
それぞれの型にメリットデメリットはあるので、その特徴を担当部門に当てはめると課題の整理がしやすくなります


機能型
メリット:各領域の専門性を高めることができる
デメリット:機能毎の連携が弱くなる

プロジェクト型
メリット:機能毎の連携を強めることができる
デメリット:各領域の専門性を高めにくくなる

後、もう一つ組織課題を整理する時に僕が分けているものが
「構造的な課題」「属人的な課題」の2つです。
組織に関するヒアリングをしていると課題として捉えられているものが組織全体の仕組みではなくて、個人の属人的な問題だったりします。
この二つはどちらかによって、その後の対応方法が大きく変わるので分けて整理しておくことが重要です。

スクリーンショット 2020-07-06 13.43.01


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?