見出し画像

道程

自身の稚拙な文筆を最後まで読んでくださった方、本当に感謝申し上げます。

並びにこのマガジン自体が備忘録ではあるものの、皆様の何かのお役に立たことがもしあるのならばそれは幸せであり、こうした取り組みが新たな自身への可能性を生み出すことが感じ取れた気がしています。そしてまだ自分自身何も成しておらず、烏滸がましい事ばかりを綴って参りましたが、このマガジンのまとめとして書き留めていきたいと思います。


人は人生において何かしらの目標や目的があって行動を起こし、まだ見ぬ未来へ想いを馳せ、現在の行動へと喚起されると思います。言い換えれば人生とは壮大なPDCAを行っており、日々の積み重ねが、まだ見ぬ光の差す方へ導いてくれます。


そして人には人の数だけの正義や正解があり、皆それぞれがそれぞれの思考を持ち、その時の最適解を選択し歩いているのだと思います。


画像1

自分とは何者なのか?


おそらくこの命題に対しては一生答えなんかないのかもしれません。


SNSの発展とともに、今の自分ができることを発信できるようになり、誰しもがスターになれるチャンスを得られると同時に、多面体な世界が加速し、想像をも遥かに超えるダイバーシティになりました。


逆に言えば、インターネットに発信していなくても世の中にはまだ見ぬ凄い逸材が存在し、そして今もなお産声を上げ続けているのでしょう。


僕らの職業では技術研鑽はもとより、サロン単位や個人単位で"ウリ"や"得意"が必然になり、こと競争社会においてはお客様に選ばれなければならないし、選ばれ続けなければならない。


その方法として様々な表現ツールを使い、また美容のジャンルではないところへ価値をシフトさせたりと、一個人他業種な働き方が日常になりつつあるように思います。


自分は一体何者なのか?

そんな定義に必要性を感じなくなったのではないでしょうか?


ただそこにあるのは、"好き"であるかどうか。そして"目的"は何なのか?



画像2

日々の積み重ね



好きと目的がはっきりしていれば、それに対する努力は必須であり、なによりも継続することが大切だ思います。もちろん時流や環境によってそのプロセスや考えは変化して然るべきだと思っています。


ありきたりだけど、結局は積み重ねという事に戻ってくる。未来とは今までの積み上げたものの集合体であり、
日々改善改良をしながら歩むことでしか未来は作れないし、逆を言えばある日突然スキルが急に上がることはチート以外にありません。


日々何をみて何を思い、どう行動するのか。


一方で人はとかく忘れやすいし、自分を変えるって結構至難の技。


だからこそ自分はこうしてnote にまとめたり、メモを取ったり、動画に残したりして、振り返って見直せるように心がけてます。中々感情や心情を言語化するのは難しいし、あの時のあの気持ちみたいなことは言語化できる範疇を超えている気もします。


できる範囲での備忘録として、断片的なワードや日付などを記し、日々の追想をメモに認めています。そうすることでアルバムと同じように、ビジュアル化や言語化されたことを見て回想し、反省点や改良点を見つけれるいわば引き出しのような存在になります。

また、いいアイデアなども同時にメモしておくと、何かコンテンツを作ったりそれこそnoteのお題だったり様々なこと活用できます。


あくまでこれは自分なりのやり方なのできっと人それぞれ合うやり方があるので何かの参考になればと思います。





画像3

必要なのは正解ではなく、寛容


人は皆自分の人生を生きていて、他人からのアドバイスや指導がきっかけで大きく何かが変わることがあるかもしれませんし、変わらないかもしれません。


すんなり受け入れられることも有れば、なかなか受け入れられないことも。頭ではわかってはいるけど、行動や体が伴わないことも。


前述にも書きましたが人はそう簡単には変わらないし、他人がその人を変えようとするのは尚更烏滸がましい気がしています。自分自身言われ続けてきたことが未だに直らず、自覚はしているものの行動が伴わないことが多いです。語弊があるといけないので、改善しようと何度も試みていますが、継続し続けてそれこそ歯磨きレベルでの自分の日常に溶け込んでないというか。


それくらいきっと人は自分を変えるって難しいと思います。だかこそ人の数だけ正解があり、その時の、その年齢の、その環境の、その感情の時の自分なりの最適解を出して前に進んでいるのだと思います。


こと組織においてもスタッフは様々な意見や想いや、未来を描いていて、その人自身がその時の最適解で進んでいます。自分にできることがあるとするならばただ一つ、スタッフの話を(何を思い、何に悩み、どんな未来を考えているのか)とことん聞くことなのかなと思っています。


違いは個性であり、いろんな考えのスタッフがいろんな角度から活躍でき、それが化学反応のようになりさらなる広がりを生み出せるように。


そして寛容さは時に新しい可能性を生み出せると信じて、美容師という枠だけではない働き方や考え方へと今まさに転換期を迎えようとしているのかもしれません。



画像4

色とりどりの世界


コロナ禍でおそらく人の思考はかなり変化をもたらしたと思っています。


働き方や考え方、そして人生観など。本当の意味で人は今幸せとは何か?を真剣に考え始めたのではないかと感じます。


あるべき姿ではなく、ありのままの自分とは?を模索し、もっと柔軟で沢山の色で彩られた世界を願い、そんなスタッフと共に進化、成長していけたらいいなと思っております。

ここから先は

0字
全10回(始まりと終わりを含めると12回)読み切りです。皆様の何かのお役に立てれば幸いです。

美容師として今まで経験してきたマネージメントやスタッフとの関わりなどを自分なりにまとめてみました。ヘアサロンを運営していく上での気になるこ…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?