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#10 模擬試験の受け方

いつもお読みいただきありがとうございますm(_ _)m
なんと10回目になりました!
今日は模擬試験(以下、模試)の受け方について考えていきたいと思います。

模試とはその名の通り、
試験の傾向に合わせた予想問題を実戦形式でやるものです。
そこには今までその試験を研究してきた専門家が、
必死に考えて作られた至高の問題が出されるわけです。
ですから、模試を受ける時に大事なのは、
「本番を意識して受験をすること」です。

本番を意識して、と言っても何をすればいいの?
と思う方も多いと思いますので、
以下に意識ポイントを記載します。

①入試と同じ時間に起きる
模試だと入試会場と違う場所で受けることが多いと思います。
でも、入試の日と同じ行動をとることで、
本番と同じコンディションでの受験ができるでしょう。
例えば学校の日は7時に起きているけど、
入試の日は6時に起きるだろうと思うのであれば、
模試の日も6時に起きましょう。
その状態で生活をして試験に集中できるかどうか、が大事です。
もし、眠くなってしまうなどの弊害があるようであれば、
生活リズムを変えていく必要がある、などの対策が必要でしょう。
特に大きな問題はなさそうだったとしても、
結果に変化があるかもしれません。
例えば前回よりも結果が下がった、ということであれば、
意識的には何の変化もないと感じても、
体的には朝早く起きたことで思考が上手く作用しなかった可能性があります。
ですから、結果もしっかりと見るようにしましょう。

②会場に同じ時間に入る
入試本番には何時までについておきたいな、
というのがあるのであれば、
それも模試の際に練習しておきましょう。
ちなみに入試の日に限ってやたら早く来る子とかもいたりしますが、
それはおススメできません。
普段と違う時間の過ごし方はかえって逆効果になります。
15分前なら15分前と決めて、
会場についてから何をするかまで考えた行動を心がけましょう。
それも模試の時に練習しておくことで心を落ち着かせることができるでしょう。

③休み時間は次の教科の準備
定期テストの時とかテストが終わると、
いきなりその教科の復習に入る人がいます。
「この答え何?」「今回簡単だった(難しかった)」など。
確かに終わった教科が気になる気持ちもわかりますが、
終わったことに注力しても何も得られません。
大事なのは次の教科の準備です。
そんな時間に見直ししても意味ないのでは?
と思う方も多いと思いますが、
結構、最後に見直したところが出た、という子はいます。
ですから最後までできることをしっかりとやることをおススメします。

④腕時計を使用する
入試会場に時計が無い可能性があります。
その際、腕時計をつけて試験に臨むことになると思いますが、
これも当日に初めてつけたりするとなかなか厄介です。
私自身の経験でもありますが、腕時計に慣れていないと、
腕時計が気になってしまうのです。
ですから、これは模試の日だけというよりは、
普段から意識できるとよいポイントかもしれません。
ちなみに電池式ではなく電波時計がおススメです。
私の経験で過去に入試当日に時計が止まった、
という子がいました。
入試応援の先生が沢山の100均で買った腕時計を持ち合わせていたので、
事なきを得ましたが、
電池式だとこのようなことが起こります。
ですから、安心を買う意味でも電波時計が良いでしょう。
また、デジタルも音が出ないか気になってしまうかもしれませんので、
アナログをおススメします。

⑤お弁当の量を調整する
意外なポイントとしてお弁当です。
模試は午後まで行われることが多いと思いますが、
その際に学校の時と同じ量のお弁当を持っていくと、
眠くなる可能性があります。
午後の試験はそんなに長くないでしょうから、
軽めにして量の調整を保護者の方とするのが良いでしょう。
我慢できるのであればもっていかない、
という選択肢もあるかもしれませんが、
糖分などは採れた方が良いので、
少なくてもチョコレートなど軽く食べられるものは持っていくのが良いでしょう。

⑥予備をしっかり準備しておく
普段から予備をしっかりと準備しておく癖を付けましょう。
シャーペンを使う方が多いと思いますが、
シャーペンだからと安心することなく、
2本は常に持ちあるくようにして、
2本とも手に馴染むようにしておくことが大事です。
手に馴染むというのは先ほどの腕時計と同じで、
急に予備のシャーペンを使ったときに、
何か書きにくいな~、などの感情があると、
変に気になってしまうので、
普段から予備も使い慣れておくようにしましょう。
あと、高校入試では作図などもあると思いますが、
コンパスなども注意が必要です。
壊れてないかはもちろんですが、
えんぴつの削り具合や金具がゆるくなっていないかなども含めて、
しっかりと確認をしておきましょう。
不安がある場合はやはり予備を持っておくべきです。

⑦復習をしっかりとやる
最後に模試を受ける最大の目的はこの復習です。
先ほども記載した通り、模試は研究者がこういう問題が出そう、
というのをかき集めて実施しているので、
入試に必要なポイントがしっかりと組み込まれています。
ですから、模試は結果よりもその問題をやりこむことに意味があります。
そこにお金を払っているといっても過言ではないでしょう。
ですから、模試の解き直しをしないことはあり得ません!
しっかりと解き直しをして、同じ問題が出てきたら必ず解ける!
という自信がつくまでしっかりやりましょう。

以上が私がおススメする模試の受け方です。
大事なのは最初にも書きましたが、
「本番を意識して受験をすること」です。
さすがに夏の模試に冬の格好をして受けるとかは難しいですが、
上記に書いたようなところはしっかりと意識して受験してほしいと思います。
こういう意識がしっかりと本番につながっていくと信じて、
1回1回を大切に受験していってください。

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