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#4 英語はできたほうがいい?

今回は英語について書きたいと思います。
まずは、英語はできたほうがいいかどうかについて、
私の意見を書いていきたいと思います。

私の結論からすると「できたほうがいい」と考えています。

みなさんも何となくできたほうがいい、
とは思っているのではないでしょうか。
でも、日常生活において本当に必要なのか?と感じてしまって、
なかなか手が進まないという方も多いのではないでしょうか。
ましてや今は翻訳機能アプリ等も充実してきており、
英語だけではなく様々な言語を瞬時に翻訳されるため、
余計に必要性を感じないという方もいると思います。

実は、私自身も中学生のころ、
「英語なんて日本にいたら使わないじゃん!?」
などと言い訳をしてまともな勉強をしてきませんでした。
とはいえ、受験科目ではありましたので、
それなりにやりましたが、
結局後ろ向きな考えのままやっていたので、
成績は伸びることなく、でも、それでよしとしてきました。

しかし、塾講師時代にその考えを改めることになります。
それは受験を含めた英語教育がどんどん変わっていったことです。

私の大学受験時代はまだセンター試験にリスニングが導入されていない時代でした。
それがセンター試験でリスニングが導入されていき、
高校入試では英作文など表現する問題が増えたり、
ましてや公立中学校でも英語で英語の授業をする時代に変わってきています。
これだけ大きく変わったのは英語の重要性が高まっているからにほかなりません。
そのため、数学の指導者ではありましたが、
英語教育にとても関心を持つようになりました。

そして、塾講師から転職したのはまさに英語教育の最先端のような学童でした。
そこは先生が児童に対してすべて英語でコミュニケーションをとりながら、
あらゆるプログラムを実施していく学童でした。
初めて見た時の衝撃はとても言葉では言い表せないほどでした。
また、料金もとても高かったです。中には料金を見て諦めた人がいたほど。
それでも通いたいといってくる人は多く、教室数は年々増えていました。

この学童では入会申込書に両親の職業を記載する欄がありましたが、
ほとんどが有名企業の方ばかり。
話を聞くと、親が会社で英語に苦労している、といった話が多くありました。
中には上司がいきなり外国人になって英語を話さなきゃいけなくなったという人も。
このような流れは加速していくと想定されています。
そのため、子どもには早くから英語をやらせて、苦労の無いようにしたい、
ということで入会をされた方が多かったです。
このような経験から、強く英語は必要であると感じるようになりました。

とはいえ、やっぱり翻訳機に頼ればいいんじゃないの?
とか、会社に外国人はいないから平気、
なんて声がまた出てきそうなので、
他の視点からも必要性について話をしたいと思います。

そもそも英語とは何でしょうか。
答えは言語です。

では、言語の目的は何でしょうか。
それはコミュニケーションをとるためですよね。

日本人は日本語という言語を使ってコミュニケーションを取ります。
共通の言語を話すことによって、
自分の想いを相手がくみ取ってくれたり、
相手の伝えたいことを自分が感じる取ることができます。

英語も同じです。
英語という共通の言語で話すことができれば、
自分の想いや相手の想いが伝わり、理解しやすくなります。

でも、これを翻訳機でやるとどうでしょうか。
確かに言いたいことは伝わると思いますが、
自分の想いは伝わるでしょうか。
私は難しいと思います。

旅行とか一時的なコミュニケーションであれば、
別にそれでも良いと思いますが、
一緒に働くとなると、翻訳機を通じてのコミュニケーションでは、
まずテンポが悪くなります。
そして、ちょっとしたニュアンスの違いが口語と文語では違うでしょう。
日本語でも経験ありませんか?
文書にするのは難しいから電話しちゃおう、とか、
文章にしたら何となく違うな、とか。
慣れ親しんが日本語でもそうなのですから、
翻訳された英語が本当に意図した文章になっているか、
と言われたら内容は正しいけど、ズレは生じると思います。
そして、何より感情が読み取りずらくなります。
話したいことを翻訳機に向かって話すわけですから、
相手も翻訳機を見ます。
そうなるとその人がどういう感情で話をしているかは分からないわけです。
コミュニケーションではやはり感情を読み取るというのが大事です。
こう考えると、英語はできたほうが良いということになります。

実際、私はこのコミュニケーションができず困りました。
学童には外国人の先生ももちろんいました。
でも私は英語が話せなかった。
なので、日本人講師に通訳してもらう形でコミュニケーションを取ったり、
翻訳機をもとにコミュニケーションを図ったりしましたが、
日本人講師の先生が100%私の想いを理解して翻訳しているかは分かりませんし、
翻訳機に出てくる英文を見て、困った外国人講師の顔を見てどうしていいか分からなくなったりと、
それはとても大変でした。

こういうことが積み重なるとどうなるか?
そうです。コミュニケーションを取らなくなるのです。
すると、当然ながら良い関係を構築することは難しくなります。

私の経験からもあなたには同じ思いをしてもらいたくない!
そういう意味でも英語はしっかりと学んで欲しいと思います。

私もまだまだ英語ができるようになることを諦めてはいません。
いつか英語で自然なコミュニケーションが取れるように頑張りたいと思います。
今のところ娘(小1)に完敗ですが。。。

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