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甦りの地、熊野への旅~⑤ あとがき

今回はあとがきです。

速玉大社の記事をまとめている途中で、そうだ!あとがきを書こう!と閃いてしまいました。完全なる自己満足で書いているので、そんなもの読みたくないやい、という方はそっと画面を閉じてくださいね。

さて、4回にわたる熊野旅行記を書き終えました。
実際に熊野を訪れたのは2022年10月。那智大社の記事を書いてから半年以上放置していたわけですが、その間ずっと喉に魚の小骨が刺さっているようなすっきりしない感覚を抱えていました。

だったら書けばいいじゃん、と言われそうですが、どうしても書く気になれなかったのです。それが転機を迎えたのは4月下旬のこと。

とあるnoterさんから『つきふねさんの旅記事が他にもあれば読みたいです』と嬉しい言葉をかけていただき、重い腰を上げようとしていたその時、別の知人からも『旅の思い出をエッセイ風に書いてみたらどう?』と言われたのです。

これはもう、書きなさい。ということなんだなと納得し、今回の熊野の旅シリーズとなりました。

半年以上の期間が空き、正直どこまで思い出せるか不安があったのですが、写真と観光案内冊子を見ながらキーボードに向かううちに、自然と現地での感覚がよみがえってきました。

雨の日の湿気、本宮大社の土と木の香り、神倉神社周辺から聞こえてきた神楽のような音楽。
私の五感はちゃんと覚えていてくれました!

今回初めて熊野をめぐって感じたのは、自然崇拝が強く根付いているということです。樹木や滝、岩をご神体として祈ってきた長い長い歴史は、詣でに訪れる人をはじめとして、なにより地元の方たちによって大切にされてきたのだろうと感じました。

実際、新宮で話をうかがった料理屋さんの大将の地元愛は熱かった!

山が近く、そして海も近い熊野。
お刺身は新鮮でとても美味しかったし、本宮大社で買い求めたもうで餅はほどよい素朴な甘さが、歩き疲れた体にしみました。

次に行くときは、今回時間が足りずできなかった古道歩きにチャレンジしたいと思っています。

さて、ここまで書いてとてもすっきりしました。
実は半年放置案件は他にもまだ1件あるのですが、そちらもまた追々記事にしようと思っています。

最後まで読んでくださった心優しいみなさん、ありがとうございました。

おわり

またおいで~、と言ってくれているかのような徐福さん
(新宮市徐福公園)

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