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過ぎ去り行く秋に思いを馳せる

 寒くなってきた。

秋を味わう期間が冗談抜きに年々短くなっている気がする。

好きな季節をどこに置いているかによっても感じ方はそれぞれかも知れないが、それにしてもまあ短い。

今朝に至っては、窓を開けた瞬間思わず「寒っ!」と声を出してしまった。

 おそらく、自分自身が歳を取ったことによる "時間感覚の速さ" も一緒に込んでいるのかも知れない…などと書きかけたが、いや、でも夏の「暑さ」はわりとボリュームたっぷりに感じた気はする。
だから、やっぱり秋が相対的に「短い」と感じる事自体は、決して自分だけの感覚ではないはずだ。

まあいい。「肌寒い」はまだ許容範囲だ。春の桜同様、儚いくらいの短さだからこそ愛でる価値もあるというもの。今のうちに、キンモクセイの香りなどを存分に味わっておこうじゃないか。

…そう思いつつ、今日も僕は、すっかり賞味期限の短くなった秋の欠片や名残たちに思いを馳せながら生きていく。

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 最近はニュージャズ関係の曲たちがお気に入り。

気に入っているプレイリスト。

その中でもこれ。

この辺りを部屋の中で聴きながら、温かいコーヒーを飲むのが最高だ。

今日はこんなところで。


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