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オープンワールド的世界

 やはり世の中にはある種の「フラグ」を立てることで別の展開が待っているんじゃないか?と思う瞬間がままある。

ある事象とある事象。一見別々であり全く関係ないそれぞれの事象が、ちゃんと順番を待っており、片方を終わらせることで一面クリアのような状況を生み、もう一つの事象への扉となって現れる。不思議な現象だが、わりと人生の中で何度も経験があるので、これはおそらく見えない何者かが設定したオープンワールドのような世界の中?自分はその中でアバターとしてクエストを楽しんでいる?…などと考えたりもしてしまう。

 だから僕は、せっかくなのでその土俵に乗り、取り組んでいることを先延ばしにせず「終わらせる」ことにある種の責務や使命感を持ってやっているのかも知れない。理屈では説明がつかないが、世界のつながりはきっとどこかにあって、何かにケリをつけたり風呂敷をたたむことによって、ようやく別の大きな流れのスイッチが入る局面が往々にしてあることを知っているから。

それなりに勇気のいる交渉ごとの前などにこれを頭に思い浮かべるだけで、心理的恐怖のクッションも大きく緩和されたりもし、僕にとってある種のライフハック的思考でもあったりする。

前提をそのような解釈で過ごしていると、何となく「お天道さまに対して仕事する」だったり、何かしら評価経済的視点で物事を考える自身の性質にも合点がいく。何かしら見えない力によって生かされているな、というともすれば精神世界系のような解釈も、妙なものだがもう少し合理的な価値観で腑に落とすことができるのだ。

 もう少しこの世界を楽しんでみよう。

今日はこんなところで。


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