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スリープ状態

 一昨日の夕方から、急激に熱を出し寝込んだ。一時は 38.5℃ くらいまで上がる。身体の節々もズキズキと痛い。

結果から伝えると、検査自体はキットを通して陰性だったので、流行り病のウィルス自体には幸運にもかかっていなかったが、一時は「これは来たな…」と覚悟を決めつつ、家族を部屋に一切入れないようにしてひたすら寝る。

ただの風邪であれ、風邪というもの自体が簡単に伝染する性質物なので、結果如何に関わらず、体制は変えずに部屋を隔離病棟化し、家族間の会話も全て LINE 越しだったり、ご飯は完全に独立して部屋で戴いたりと、できる限りの対策を二日間ばかり取っている。

制作案件などは落ち着いており、確定申告系の作業くらいしかやる事はなかったので、幸い「病気が空気を読んでくれた」最適なタイミングではある。


 なので、現在はスリープ状態。Twitter はじめ、あらゆるものから離れて過ごしている。日課にしている事(朝のランニング)とかも途絶えざるを得なかったが、まあこれは、現在の小康状態に変化がなければ、明日以降しれっと再開する予定。


 …や、しかしこう言ってはなんだけど、なんだかんだ言っても SNS から距離を置くって、物理的なきっかけも大いに必要だなと切に感じる。

ギアをニュートラルに落とすと、様々なことに対する思いが "幻" を基軸に考えていることなんだな、と気づく。

僕ですら「人に忘れ去られる恐怖」が働くくらいだから、著名人とかになるとこの恐怖や強迫観念って凄いんだろうな。そう考えると、単なる承認欲求にとどまらず、投稿や反応系のアクティビティ全てが皆にとって「生存戦略」なんだろうなと強く感じる。求められてもいないのに「更新が途絶えてしまってごめんなさい、私は元気です」と自己弁護に走るテンションや、「見ています」の意味でつけるいいねなど。

結局、常に自己との闘い。「頭の中の他人=すなわち自分」との闘いに過ぎない。そんなことを考えつつ、自分自身で勝手に設定する「監視の目」の呪縛を、俯瞰的に見つめ馬鹿馬鹿しい気分で解き放つような感覚で、このスリープ期を過ごしている。

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