止まる。片付ける。ターンを終える。

　早いものでもう 1月が終わろうとしている。相変わらず月日の経つのが早い。このペースだと、またあっという間に 2021年も年末を迎える…なんてことになりかねない。

稀に、自分が今着手していることが、果たして能動的に抱いている野望なのか、無理に自分に課した義務めいたものなのか良くわからない感情になる時が正直ある。端的に言うと「やりたいこと」なのか、自分が勝手に同調圧力などの影響で「やらされていること」なのか。

それらが混濁すると、判断軸を失い、とたんに何に対して手をつけたら良いのかが見えなくなる。シングルタスク気質体質の自分はなおさら。

曖昧模糊な訳の分からない気持ちで心がとっ散らかってしまう。そんな時は、あえて立ち止まり深呼吸する。

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　だいたいにおいて、物事は本来根っこがシンプルなものであり、小さいほつれを紐解いていくことで視界が一気に開ける場合が往々にしてあったりする。

大げさなことをするわけではない、心の中につっかえている小さい「やり残したこと」「気になっていること」を片付ける日も必要だったりする。冷静に思い返すと先延ばしになっているあの件、何となく連絡が途絶えているこの件など、それ自体が物事の進捗に大きな寄与を果たすわけでも無いが、溜まると後々厄介になりそうなものが意外と存在する。

現実の目に見えたタスクが判断を鈍らせていると気づいた場合は、ひとまずそれらを面倒臭がらず一掃する。

自分一人で解決できることが一番望ましいが、そうも言ってられないことに関しては、とっととオンラインでも何でも構わないから相手と打ち合わせの約束などを取り付ける。

雑草を抜くような感覚で、間接的に心を圧迫していることを一つひとつ払拭していく。RPGなどで例えれば「自分のターン」を迎えたまま放ったらかしにしている状態のものを洗い出し、それらのターンを終える。

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　やりたいことを俎上に乗せ直して、混じりっけなしのジャッジメントをするためには、僕は面倒でもいちいちそのフローが必要だし、抱え込んでしまう性格なのかも知れないが、その臆病さみたいなもののお陰か、致命的な判断の遅れや誤りなどに至ることは、今の時点でほぼない。

　と言うわけで、並み居る業務連絡の群れを無双していく。

今日はこんなところで。