見出し画像

『よるくまシュッカ』ぬり絵コンテスト開催中

 こんにちは。私は翻訳者の中村冬美と申します。
私は2021年から『よるくまシュッカ』というねんね絵本のシリーズを翻訳しています。
シュッカという名前のくまが、子どもたちを抱っこして星の森へ連れていくという内容のお話です。

 2021年にはシリーズの最初の4作を翻訳させていただきました。百万年書房という版元さんから出版されています。
『よるくまシュッカ』
『よるくまシュッカ ミニ』
『よるくまシュッカ と ゆきのおふとん』
『よるくまシュッカ と ゆきのおふとん ミニ』

2022年の6月、シリーズの5作目
『よるくまシュッカ と あんしんのはな じぶんをたいせつにすること』
が出版されました。

よるくまシュッカとあんしんのはな

 こちらは、夜寝る前にママやパパ、おじいちゃん、おばあちゃんやお兄ちゃんお姉ちゃんが読んでもらうお子さんとお話をする絵本です。もちろん保育園や幼稚園の先生が読み聞かせに使ってくださっても、すてきです。
 絵本を読みながらママやパパ、その他の家族の人々はお子さんに
「○○ちゃんはなにが得意? ○○ちゃんはじぶんのどんなところが好き? たのしかったこと、うれしかったことはあったかな?」
と問いかけます。そうしたらお子さんは、きっと答えてくれるはずです。そんな風にお話していると、絵本に出てくる「星の森」にお子さんだけの甘い匂いのすてきな花が咲くのです。

『よるくまシュッカとあんしんのはな じぶんをたいせつにすること』より

 こんな風に自分のすてきなところを、お話しているうちに子ども達は自分を肯定し、自分は愛される価値のある人間だと自信を持つことができるでしょう。
 
 星の森に咲いた、そのお子さんだけの特別な花は、実はお子さんの自尊心と自信の花なのです。
 
 どんな人だって生きている間に何かしら辛いこと、悲しいことはあると思います。そんな時にも、「私は愛される価値のある人間で、世界にたったひとりしかいない、かけがえのない存在だ」という信念があれば、きっと乗り越えていけると思うのです。

 この絵本を読んでもらうのはお子さんでなくても構いません。もう絵本を読める年になったお子さんに、ママやパパ、おじいちゃんやおばあちゃん、お兄ちゃんやお姉ちゃんが読んでもらってもすてきですね!
 
 大人もひととき、子どもに戻ったような気持ちになって、ほっとできるのではないでしょうか。

 さて、ここでひとつお知らせです。

 今、出版社百万年書房ではこの
『よるくまシュッカ と あんしんのはな じぶんを たいせつにすること』
をテーマにぬり絵コンテストが開催されています。
 

ぬり絵はこちらの3枚です。この中から1枚選びます。

ぬり絵用イラスト

こちらの画像をコピー&ペーストしてお使いいただけます。






【募集期間】
2023年4月24日~5月24日(必着)
※応募に年齢制限はありません。大人の方でもどうぞご参加ください。

【賞品】
金賞 賞金5万円+記念品(1名)
銀賞 「よるくまシュッカ」リュックサック(3名)
銅賞 「よるくまシュッカ」ポスター(5名)

賞品のリュックサックとポスター

【審査員】
・エミリー・メルゴー・ヤコブセン(『よるくまシュッカ』シリーズ作者)
・中村冬美(『よるくまシュッカ』シリーズ翻訳者)
・北尾修一(百万年書房)

【応募先】
webでの応募先
info@millionyearsbookstore.com
※題名に『よるくまシュッカ』ぬり絵コンテスト係、とご記入の上、ご応募ください。

  郵送での応募先
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-26-17-301
百万年書房

『よるくまシュッカ』ぬり絵コンテスト係
※ぬり絵とは別紙に、お名前、住所、電話番号、メールアドレス(あれば)、をご記入ください。

【注意事項】
・結果は、2023年6月下旬に、百万年書房ホームページ(http://millionyearsbookstore.com/)にて発表いたします。
・選考についての問い合わせには一切応じません。また、いったん応募したぬり絵の訂正、返却依頼にも応じません。
・ぬり絵の複製権、送信可能化権等は百万年書房に帰属します。

こちらからも概要がごらんいただけます。

https://t.co/gMeduNrfVd

どうぞ奮ってご応募くださいね! 皆様のすてきなぬり絵が届くのを心待ちにしています。

文責 中村冬美
中村冬美(今井冬美):東海大学北欧文学科を卒業の後、スウェーデンのヴェクシェー大学(現在のリンネ大学)北欧言語学科に留学。主な訳書にインゲル・スコーテ作『私を置いていかないで』、アストリッド・リンドグレーン作『おうしのアダムがおこりだすと』、オーレ・トシュテンセン作『あるノルウェーの大工の日記』、ヒルデ&イルヴァ・オストビー作『海馬を求めて潜水を』、ミカエル・ダレーン作『幸福についての小さな書』などがある。みすず書房から出版された『きのこのなぐさめ』(枇谷玲子氏と共訳)は第六回日本翻訳大賞の二次選考対象作品になる。2021年に発売されたエミリー・メルゴー・ヤコブセン作『よるくまシュッカ』はテレビやラジオなどメディアで注目され、発売日と同時に絵本カテゴリーでアマゾンの1位になった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?