Amazing Talkerはちょっと癖あり:その3
引き続きAmazing Talker(略してAT)のアップデートです。とりあえず、私のProfileは生徒が見える状態になっていることを確認しました。
プラットフォームを探検したり、チームリーダーのJohn(仮名)の話を聞いた感じだと、なかなか独特な生徒獲得の方法をとっているようです。
生徒と先生のマッチングシステム
まずAmazing Talkerの大きな特徴は生徒と先生のマッチングシステムだと思います。生徒が先生を探すという感じではなく、先生が生徒を狩りにいくスタイルのようです。
先生を探している生徒が学習目標などを設定すると、条件の合う先生たちに通知が行きます。そして最も早くメッセージを送った先生3人だけが生徒と連絡をとれる仕組みになっています。この数日で6回ぐらい通知が来ましたが、通知が来た瞬間から1分で応募できない(ほかの先生3人がすでにコンタクトをとった)状態でした。
2度は、幸いちょうどATをいじっているときに通知が来たので、ダッシュで「Hi, I am Nora. Nice to meet you!」とメッセージを送って生徒を確保(20文字以上書かないと送信できないのでテンプレートを用意しておいた方がいい)。そして、生徒のプロフィールを落ち着いて読んでから改めて自己紹介とレッスン提案を送りました。込んでいる電車に乗った瞬間に空席に鞄を投げて場所取りをする感じですね。
ATに踊らされる
アジア圏以外の先生や、副業の先生にはなかなか厳しいシステムだと思いました。私は、1日8時間前後パソコン前でレッスンをしているので、比較的通知に気が付きやすいですが、それでも通知をもらった瞬間に手早くしないと、まず連絡は取れません。
正直、「AT、上手いなあ」と思います。常に焦らせられているので「頑張って生徒を獲得したい!」という気持ちが高まるからです。
Preplyでは通常、生徒が先生を検索します。ATにも同じシステムはあるのですが、ATの推したい先生が上位に表示されます。上位に表示されるための条件はよくわかりませんが、現在オンラインであること、予約可能時間を長めに設定していることなどかと思います。今のところ、ATで検索機能から私に連絡を取ってくれた人はいません。
(10月追記)また、私のプロフィールを開いてくれた場合も通知が来るようです。これは通知から数時間以上有効で、朝起きたら数時間前に通知が来ていてダメもとで見てみたら「XXがあなたのプロフィールを閲覧しました」という通知でした。この場合は焦らずに連絡が取れますが、週に1回も来ません。
ATの商売にとってはいいシステム
ATにしてみれば、このシステムの方が予約につながりやすいのかと思います。生徒にとって、膨大なプロフィールから先生を選ぶより、3択(先生3人しか生徒に連絡をとれない)の方が、とりあえず選びやすいのでしょう。選択肢が少ない方が購買につながりやすい、という消費者心理の話を思い出しました。
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