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筋トレを始めて自己評価が逆転した話

こんにちは。野良です。

筋トレを15年ほど続けています。
筋トレが大好きな人間です。

筋トレを大好きになると自分のことが好きになれるものだと思っています。

今回はそんな話を書いていきます。



プライドは一丁前なのに劣等感まみれの学生時代

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僕が筋トレを始めたのは大学でラグビー部に入ったことがキッカケです。

それまではこんな感じでした。


・テレビゲームしかやっていない
・運動音痴
・生まれてこの方肥満体型
・人とうまく話ができない
・もちろん女の子とも上手く話せない
・言わずもがな面白いことも言えない
・勉強も飛び抜けてできる訳ではない
・大学も地方でそこそこのレベル
・突飛した特技もない



挙げたらキリがありませんが、とにかくコンプレックスたっぷり。

小さい頃、親から

「周りの人はあんたよりもたくさん頑張っているのよ!」


……とよく怒られていました。
その度に自分のダメさに落ち込んでばかりでした。


でも、「周りに笑われたくない」「周りに馬鹿にされたくない」というプライドだけはしっかり残っていて。

だから自分を変える行動は起こせなかったんですね。



こうなるともう「詰み」です。

自分の生活が良くならないのは周りのせいだと不平不満や批判しかしない畜生に成り下がります。


コレを読んでくれる保護者の方。
もしいらっしゃいましたら、お子さまのことはちゃんと褒めてあげてください。


でないと昔の僕みたいな畜生になりますよ?



初めての筋トレで手応えを感じた話

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大学に入学し、ラグビー部に入りました。

ゼミの先輩が僕の肥満体型に光明を見出だし、猛プッシュしてきた上での話です。

初めて大学のトレーニングルームに入り、先輩にベンチプレスを教えてもらった時。
あの時から歯車が狂い始めたのです。


始めて握ったバーベルは40kg。
「女子の体重と同じくらいじゃね?」と思いましたよ。
(数年後、妹にこのことを話したら「それは痩せすぎだ。女への理想が高すぎる」と斬られました←)


コレが意外と挙がっちゃったんですよね。
結果的に60kgくらいがMAXだったかな。


「オレ、女子を持ち上げられるんだあ……」


……と勝手に手応えを感じていたのを覚えています。




筋トレをやり続けたら認められた話

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初めてのベンチプレスに手応えを感じて以来、僕は大学のトレーニングルームに足繁く通うようになりました。

大学が夏休み、冬休みの期間もずっと通っていました。

当時は実家住まいだったので、「休み期間もゼミの課題で忙しい」と親に嘘をついて大学に行きました。
※この嘘は3日でバレていたようです←


毎日トレーニングルームに入り浸る僕を、周りの知人は「コイツ、やべえな……」と見るようになっていました。


その甲斐あってか、筋トレを始めて1年足らずでベンチプレス100kgを挙げられるようになりました。


その辺りからですかね。
周りの見る目が変わったのは。


「あれ?だいぶ胸板が厚くなったんじゃない?」
「なんか太った……というよりゴツくなったよね?」


そんな風に声をかけられるようになりました。


自分のやってきたことが認められたようで嬉しかったのを覚えています。

ゲームをやり続けていても褒められたことはないのに、筋トレをすれば褒められ、称えられる。


筋トレがもたらす成果に味をしめた僕はますます筋トレにのめり込むわけです。



惰性で続けていたら伸び悩んだ話

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大学を卒業してからは、仕事をしつつ公共の体育館を使って筋トレしていました。

とはいえ、完全に惰性、"とりあえず続けているだけ"という状況でした。


いつも同じ重量、同じ種目、同じメニューをこなす毎日でした。


その理由は以下の通りです。


・教員採用試験の勉強を並行していたから
・「ベンチプレス100kg」という目標をクリアしたから


落ち着いて筋トレに集中できない上に筋トレでの目標を見出だせない状況だったわけです。



この当時はいろいろとつまらなかったです笑


筋トレでも目立った成果は出ないし、仕事もパッとせず。
教員採用試験も結局合格することはありませんでした。


何のために生きているんだろう……と思う毎日でした。


こんな状況が3年4年続いたわけです。

何の工夫もせず同じことを繰り返す生活がいかに無駄なことか、思い知りました。




筋トレYouTubeで心に火が点いた話


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僕が筋トレに本腰を入れ始めたのはここ3、4年くらいの話です。

キッカケはYouTube。


僕以上にマッチョな方々が筋トレのやり方やダイエットのコツなどを丁寧に説明した動画をたくさん上げていました。


動画で学んだことをトレーニングで実践してみたら、コレがまあ効果テキメンで。

どの種目も扱う重量が格段に増えました。


特にダンベルでのショルダープレスは片手20kgが限界だったのが、今では倍の40kgを挙げられます笑


勉強したことが実になったのはとにかく嬉しかったです。


「オレ、まだまだ伸びしろあるんだなあ……」

「というか、ここまでのポテンシャルがあったんだなあ……」


……と、自分の可能性に気づいた時にワクワクが止まりませんでした。



それから今に至ります。

日々の筋トレはもちろん、筋トレや栄養にまつわる勉強が楽しいし、筋トレや勉強によって自分の進歩を感じられるのがとても嬉しいです。


昔は「自分にできっこない」と思っていたボディビルにも、気がつけば挑戦している自分もいます。


今やっていることが楽しくて、そしてその先に目指すべき目標がある。


僕の筋トレには希望しかないです。






自分に自信をもつには好きなことをやり続けていくしかないと気づいた話

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ここまでかなりの自分語りになってしまいました。
すみません笑

いろいろとありましたが、筋トレを好きになったおかげで自分に自信がつきました。
自分のことが好きになれました。


何もできなくて自分大嫌いだった僕が……ですよ?


我ながら凄い変化だと思います←


だからこそ、こうしてnoteに書けるわけですけどもね。



筋トレを続けてきて気づきましたが、周りを気にせず好きなことをやりまくった方がいいと僕は思います。

それは以下の3つの感覚が味わえるからです。


・「好きなことができた」という充実感
・結果を出したときの達成感
・試行錯誤をしているときの高揚感


僕は筋トレをしていて充実感、達成感、高揚感を何度も味わい、それが自分への自信につながりました。


おかげで毎日が楽しいです。


自分に自信をもてない……そんな方は突き抜けるくらいに打ち込める好きなことを見つけてほしいと思います。


そんな感じ。


おしまい。




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