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レモンパイが食べたい話


レモンタルトが、うまい。


少し前、コロナが感染拡大する前の恐竜もいたような時代に、友達に連れて行ってもらったカフェで初めてレモンタルトを食べた。

元々、チョコやスイーツの中に柑橘系のものが入っているのがあまり得意ではなかったのだが、友達のゴリ推しと見た目の綺麗さから食べてみることにした。

すると・・・



ハマった。


レモンタルト、うまい。

ただ、本来はメレンゲ、レモンクリーム、パイ生地でレモンパイというケーキが昔からあるらしい。

その時食べたレモンタルトは、レモンクリームがちゃんと濾してからクリームにしてあるので柑橘のザラザラ感もなく、とてもなめらか。まろやかなクリーム感もあるので酸っぱすぎることもなく、適度なさっぱり感もあるので口の中が「甘々~」となることもなく、上に乗っている生クリームの甘さがバランス良くケーキたらしめている。
ベースのタルト生地のサクサク感も2層のクリームと対を成す食感のため、実に美味しい。というか、ただ単にタルト生地が好き。タルト生地の家に住みたい。でも家を食べられないのが辛い。



ということで、メレンゲでもパイ生地でもない邪道なレモンパイ(レモンタルト)からスタートした私のレモンパイ愛だが、つい最近、ちゃんとしたレモンパイを食べることができた。

正統派レモンパイ、実食。

こちらのレモンドロップで買ってみた。
が・・・思い描いていたレモンパイよりは酸味が強く、ちゃんと柑橘系のケーキだった。正統派とでも言うべきか、友達の家でお母さんが気を遣って出してくれる綺麗なケーキの味。  

きっと私が思い描いていたのは、昭和レトロな喫茶店でおばあちゃんが感覚で作るちょっと甘すぎるくらいのレモンパイだったのかもしれない。  

メレンゲ部分は、生クリームではなくちゃんとメレンゲだったため、クリーミーな甘さではなくねっとりした甘さ。生地もパイ生地なので、少ししっとりしてパリパリ感も少なめ。柑橘系のケーキが好きな人には良いのだろう、という感想だった。

あれ?私レモンパイ別に好きじゃなくね?


そんなこともあったが、最初に食べたレモンパイ(タルト)の感動が忘れられず、レモンパイをディグること数時間・・・

レモンパイの達人を見つけた。

それがこちら「へんてこグルメガイド 矢崎」さん。

レモンパイが気になる方は、こちらの記事をご覧ください。
きっと、食べたくなるはず。


食べたくなったおとももちは、一緒に喫茶店巡りしようね。  


おわり



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