ホームベーカリーで100%米粉パン ~イースト発酵、サイリウム不使用。

100%米粉パン

はじめに

ホームベーカリーは、PanasonicのSD-BMT1001。「小麦なし米粉パン」のメニューで焼いています。

米粉はミズホチカラを使用。ミズホチカラで焼くパンは、ふくらみがよく、焼き上がり後の変形が少ないという特長があります。

サイリウムの代用として、片栗粉を使っています。パンがしっとりとして、切り分ける時もボロボロと崩れません。

ホームベーカリーで焼成後、手順6-8でオーブンで焼くのは、パンの上部に焼き色をつけるためです。こんがり焼き色をつけると美味しそうな見た目になり、パンの皮もパリッとしてバゲット風に。面倒な場合、手順6-8は省略OK。

また、ホームベーカリーの予約機能を使わないほうが良いようです。はっきりとした理由はわかりませんが、予約機能を使うとうまく焼けないことが経験的にわかりました。根拠をあげるとすれば、ホームベーカリーの取説にある「室温25℃以上の時に予約機能を使うと出来栄えが悪くなる」という記述です。材料の温度が上がりすぎるのがその理由だそうです。

外カリッ中ふわっ

分量

米粉(ミズホチカラ)·····280g
片栗粉(サイリウムの代用として)·····20g
砂糖·····15g
塩·····6g
菜種油·····15g
イースト·····4.2g
水またはぬるま湯(寒い時期)·····270g

手順

  1. パンケースに水またはぬるま湯を入れる。(水を先に入れないと粉残りが生じやすくなるため)

  2. イーストを除く残りの材料をパンケースに入れ、スタートボタンを押す。

  3. 「練り」の行程中、粉残りがある場合は、箸などでパンケース側面に残った粉をかきおとす。

  4. イーストが塩に直接触れないように、生地が全部混ざった段階で、イーストをパンケース入れる。遅くとも「ねかし」の行程に入るまでにイーストを投入する。イーストをパン生地に練り込んだ状態で「ねかし」たいので、イーストの自動投入機能は使わない。→この後は焼き上がりまでホームベーカリーにお任せ。

  5. 焼きあがったら、しばらく冷ます。すぐにパンケースからパンを取り出すと、力の加わった部分が団子状に固まってしまうため、粗熱がとれたらパンを取り出す。→オーブンで焼き色をつけない場合は、手順6-8は省略。手順9へ。

  6. パンを冷ます間に、オーブンを220度に予熱。

  7. オーブンの予熱が終了したタイミングで、パンをパンケースから取り出し、パンの表面に菜種油(分量外)を塗る。艶出しのため。省略してもOK。

  8. 220度のオーブンで10分焼く、途中でオーブントレイの前後を入れ替える。焼き目を均等につけるため。

  9. パンが十分に冷めてから切り分ける。すぐに食べる時は、手で裂くようにちぎるとパンがつぶれない。


パンケースの羽の跡をつけたくない場合
「練り」の作業のみ、ホームベーカリーで、「発酵」と「焼成」は、オーブンで行います。
①ホームベーカリーで「練り」の行程が終わったら、パンケースにいれたままオーブンで一次発酵(35度30分)
②生地を型に移して、二次発酵(35度20分)
③焼成(予熱なし160度30分)
④仕上げ焼き(220度10分)←省略OK。


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