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テキサン、物価高のカリフォルニアでインフレ問題を考える:インフレの裏に潜んだものは?

テキサス在住で、休暇はカリフォルニアがベスト!?

恐怖の夏休み・・・共働き家庭は”キャンプ”獲得合戦

アメリカで子育て家庭にとって、大変な時期に突入しました。3ヶ月間にわたる夏休みです。テキサス(アメリカ?)では”部活”のようなものはなく、学校が閉まってしまいます。車がなくては移動できない地域では、”自転車に乗って、子供達だけでどこかに・・・”というのも、あまり考えられません。

というわけで、共働き家庭にとっては、子どもたちの夏休みの過ごし方というのは悩みの種であり、そういう家庭向けに行われている民間のサービスが”キャンプ”と言われるものです。アウトドアのキャンプではなく、基本的には、子どもたちを安全な場所で預かってくれるサービスです。我が家でも、毎年、この獲得競争に悩まされてきたわけですが、自宅勤務が広がったコロナ以降、基本的に自宅勤務継続(厳密には、自宅勤務と出社が混じった通称”ハイブリット勤務”)ができているため、今年は悩まなくてすみます!っとはいえ、子どもたちを自宅に閉じ込めておくわけにもいかないため、カルフォルニア州に行ってきました。

*”キャンプ”についてはいろいろ面白いものがあり、長くなりますので、別のコラムでご紹介させていただきます。

テキサンが語るテキサスVSカリフォルニア

テキサスでは、5月30日のメモリアルデーに、友達や家族が集まってバーベキューをする習慣があります。友人宅のバーベキューを楽しんでいた際に、夏休みどうする?という話題になりました。

ガソリン価格の上昇が止まらない、カリフォルニアに行ってくるよ。

そこから「いや〜テキサスのガソリン価格もひどいけど、カリフォルニアには住めないよね」という、いつもの展開に。実際、カリフォルニアやニューヨークから、テキサスやフロリダに移住している人は増えているようで、下院議員の議席も、カリフォルニア州が3議席減となったのに対し、テキサスは3議席増となったことが話題になったこともありました。基本的にテキサンはテキサス愛に溢れる人たちですので、「やっぱり住むならテキサスだよね」となります。この会話の流れは鉄板です。

今回出てきた、興味深い話には「カリフォルニアからテキサスに移住してきた人で、娯楽がない!とカリフォルニアに帰っちゃった人がいた」というケースがありました。友人の友人の話・・・ということですが、テキサスには、スキーや登山する場所がなく、娯楽がないと、カリフォルニアに戻ってしまったそうなのです。

スキーが出来ないって・・・テキサスの気候を調べてから移住しなかったの?なのですが・・・。
アメリカは勤務時間が午前7時〜午後3時という企業が少なくないようで、この勤務時間だと、例えば、シアトルに住んでいれば、”会社帰りにちょっくらスキー”ということもできます。

とはいえ、個人的には、「そんなに毎日スキーに行きたい?」と思いますし、「ならばなぜテキサスに来たよ?」です。
それよりも私が気になったのは食事。アジア系にとって、テキサスのアジア系レストランは、その国の出身者がオーナーであってもほとんどフュージョン料理です。テキサス生まれのアジア系の友人はむしろ「本物中華よりも、アメリカンナイズされた中華の方が好き」というくらい・・・。しかし、友人の、”友人の友人”のケースではなく、食事よりも、休暇の過ごし方が問題だったようです。

ここで、別の友人による指摘が入りました。

でもさ、カリフォルニアに住んでいて、休暇を楽しむための資金の余裕があるっていうのは、かなり稼いでいる層だけだと思うよ。仮に、2000万円稼いでいても、高い住宅費と生活費のせいで、休暇を楽しむどころじゃないんじゃないの?

確かに、推定年収1300万〜1700万円くらいの友人でも、カリフォルニアの大都市圏内に住む場合には、基本的にはルームシェアをしています。”知らない人と4人で貸家をシェア”という友人も。

ご参考:インフレを必要以上に煽る理由は?:❶リベラル州の事象がアメリカの全てではない。

高額な住宅費を負担しても、カリフォルニアではテキサス・サイズの住宅に住むのはまず無理だからな。一度、このサイズ感に慣れてしまうといまさら小さなサイズの家には住めないよな。

・・・とは、テキサス在住香港出身の友人。これは私も同意です。テキサスに来たばかりの頃は、「スペースをどう使っていいのかわからない」と思っていた私も、慣れてしまった今では「もう少しスペースがあったらな」と思うように。怖いものです。
ちなみにテキサスで”こんまり”さんファンだという人に会ったことがありますが、実践しているかと言えば、「物が増えて手狭になったら、大きいところに引っ越しちゃおうかなと思ってしまって・・・」ということでした。

テキサスの住宅がどれくらいお得か?と言えば、日本のタワーマンション購入の予算があれば、ゲートから玄関まで車で移動する距離のテキサスの家が購入できていました(タワーマンションがピンキリあるように、こちらも場所や大きさはピンキリなのでアバウトな表現を使っています。インフレ前の価格で比較しましたので、過去形)。

VSカリフォルニアで比較しますと、今回滞在したカリフォルニアのとあるリゾート地の住宅情報で、我が家と同じ住宅面積の物件の価格が1桁違うようでした。リゾート地ということもあるのでしょうが、庭なしで築年数もかなり古いものでした。

住宅価格が高騰するというのは、何も悪いことだけではありません。日本では中古物件が一気に価格落ちしますが、アメリカでは中古住宅市場が充実しているため、自宅を保有していれば、そこに住みながら、資産価値が上がっていく期待ができます。実際、カリフォルニアに元々住んでいた人の多くは、不動産価格の急上昇が止まらなかったカリフォルニアでかなり儲かったという話です。

人口が増加しているテキサスでも不動産価格はどんどん上がっています。単にカリフォルニアでの上昇が凄すぎて際立っているというだけです。ただし、人口減のカリフォルニア州でなぜ不動産価格が上昇し続けているのか?と言えば、これはこれで1つのコラムになります。ひとことで言うなら、どこぞからかのお金が流れてきているんだろうな・・・。

と言うわけで、テキサンが集うバーベキューでの結論は・・・
テキサスで生活し、休暇でカリフォルニアに行くのがベストじゃん。
とものでした。

ただし、友人らには「え?このガソリン高の中、カリフォルニアに行くの?」とは言われました。飛行機の燃料費も大変なことになっているからです。
ちなみに、テキサス からカリフォルニアまで車で移動する友人もいますが、夫婦交代で運転し続けて3日間くらいかかると言っていました。ガソリン価格が高騰していると言っても、おそらく現在でもこの方法が一番リーズナブルだとは思いますが、若さがなければなかなか大変です。というわけで、若さのない我が家は飛行機で。

テキサン、カリフォルニアでハイブリット休暇!?

というわけで、夏休み第一弾の旅として、カリフォルニアに行ってきました。noteの更新が止まっていたのは、そのためです。

noteで綴るコラムの中では、カリフォルニア州のことをあまりよく書いていない私ですが、別にカリフォルニア自体が嫌いというわけではありません。友達や親戚もたくさんいます。給料の高さにつられ、カリフォルニアで働こうかなと考えていた時期もあるくらいです。それに日本食や中華料理の選択肢の多さと質の高さを考えると、カリフォルニア在住は魅力的。ただし、物価高だけでなく、共産主義化してしまっている政治や教育を考えると、私は住めないなと思います。

何はともあれ・・・。コロナ規制中には、超リベラルな(ワクチンパスをはじめ、規制が盛りだくさんの)カリフォルニアには行きにくかったこともあり、解禁となった現在、カリフォルニアに長期ステイして、自宅勤務を続ける中、友人らとも会おうということになりました。

ちなみに企業にもよりますが、”自宅勤務”は必ず自宅でなくてはならないというわけではなく、オンライン・ミーティングに参加できる適切な場所があり、成果をきちんとあげていれば、場所を限定されません。このような場所で役立つのがAirbnb(賃貸物件や別荘を貸し出す・借りるアプリ)です。親が仕事をしている間、子どもたちが退屈しないような物件選びができます。
こちらもユニークな事例がいろいろありますので、また別コラムで。

やっぱり高かった!いろいろなもの

ガソリン

テキサスで「わぁ〜とうとう5ドル到達か」と思っていた1ガロンあたりのガソリン価格ですが、カリフォルニアでは場所によっては、「わぁ〜7ドル超えてる!」でした。しかし、ドライブしながら気がついたのは、同じエリアでも、ガソリンスタンドによって最大1ドルくらいの幅がありました。さらに現金だと1ガロン0.5ドルくらい安くなります。

チャートで見ると下記のようになります。
緑:カリフォルニア平均
青:US平均
赤:テキサス平均

それぞれ5月中旬でピークアウトしたようです。テキサスの友人の指摘通り、残念ながら、”ガソリンが最も高騰している中で、最も高騰している地域に飛び込んでいった勇者”になってしまったようです。

Bas Buddy

タイムリーな投稿によって、その地域での最格安のガソリン価格がわかるアプリ(Gas Buddy)もあるのですが、わざわざガソリンスタンドを探し、移動して入れるほどの価格差はないように思いましたので、ぼぉっと眺めていて最低価格帯かなと思えるガソリンスタンドでこまめに給油するようにしていました。

びっくりするほど節約できる!というわけではありませんが、車での移動がかなりありましたし、カリフォルニアでは全てがいろいろ高めでしたので、削れるところは削ろうくらいの感じです。

食品

日常の買い物で、スプラウトというお店によく行きます。日本で一部主婦に人気のオーガニックスーパーにホールフーズがありますが、スプラウトも同様の健康に配慮した食品を扱ったチェーン店で、本社がテキサス州オーステインにあります。ホールフーズより、ややリーズナブルで、大根や白菜、豆腐やこんにゃく等も置いています。

この支店がカリフォルニアの郊外にもありましたので、同じ店で同じ商品の価格比較を行ってみました。目視&記憶ベースでの比較ですが、10ドル以下の商品は0.5ドル〜1ドルくらい高い印象がありました。私が物価観察の指標にしている鶏肉も、1パウンドあたり1ドル〜2ドル高めでした。

リゾート地では、カリフォルニア郊外価格のさらに0.5ドル〜2ドルくらい高い感じでした。

さらに、リゾート地で開催されたファーマーズマーケットでは、バケット6ドル、パン1斤10ドル、ジャム1瓶10ドル、掌サイズのパックに入った苺5ドル(テキサスのコストコと比べて、価格は3.5倍くらい高い)等々。現在のインフレの打撃を最も受けているのが、このマーケットに出店しているような小規模事業者ですから、この価格設定でも仕方がないかなと思う一方、びっくりしたのが、この価格帯でも、店の前には長蛇の列ができて、どんどん売れていたことでした。リタイア後に移住してくる人も少なくないような地域でしたので、悠々自適な老後をエンジョイされている方が多いためかもしれません。

ちなみに、アメリカの苺は日本の苺のような甘味はありません。とよのかやあまおうのような苺は、おそらくないと思います。

レストラン

カリフォルニア旅行の1番の楽しみは、本場の味に近い日本料理と中華を食べることでした。が・・・。日本政府に強く訴えたいのは、クールジャパンに”日本食”も入れて、きちんと正しい日本食をアピールしていかなければ、中華風日本料理や、韓国風日本料理の方が本物日本料理という誤った認識が広がりますよ、ということ。鯛焼き、しゃぶしゃぶ、照り焼き・・・等は、”違う国の料理として認識”としての、かなり危険な領域にあるように思います。

というわけで、今回、私が食べた日本料理はヒューストンと同じようなものだったのですが、そうすると、やっぱり気になるのが価格。日本でいう定食屋くらいのレストランで、テキサスでは50ドル以内くらいにおさまる内容の食事が70、80ドルくらいはするようでした。さらに、アメリカでは20%程度のチップを上乗せするのが普通です。

大戸屋で家族4人で定食を食べて、食事代とは別に1,500円のサービス料を支払う感じ!?

ちなみに、確かドイツでは、ウエイトレスの給料はチップのみという風に聞いていましたが、アメリカでは、給料+チップが一般的だと思います。カリフォルニア州の最低賃金は2021年に14ドル(1時間当たり、小規模業者は13ドル)にあげられましたが、この時の議論で、”最低賃金の中にチップを入れ込んで良い”というのがあったと記憶しています。ですから、ドイツとは違い、料理の価格の中に、本来であるならばサービス料も含まれているはずです。とは言え、”チップなし”という選択肢があるのかどうかはわかりません。

ロサンゼルスやサンフランシスコ等の大都市での最低賃金は、1時間15ドル。

確かに物価高のカリフォルニア州の大都市では、これくらいの最低賃金がなければ生活が成り立たないのかもしれません。でも、これは”鶏と卵のどちらが先か”議論。高い人件費は、価格に反映し、回収しなければ、企業として成り立たないからです。カリフォルニアの物価高には、人件費の高さも確実に影響しています。

では、最低賃金を低くすれば、物価高が解消されるか?と言えば、今さら、しかも、この状態で政策を転換させるのは危険です。というのは、最低賃金が即影響する層こそ、このインフレの悪影響を受けやすい層だからです。政策が奏功するには時間がかかります。給料が下がった分、物価が下がるにはタイムラグが発生するため、今以上に生活が厳しくなる懸念があるのです。

それよりも・・・アメリカには石油があるのだから、いますぐにバイデン政権が中止させたプロジェクトを再開すればいいのに、と思います。今回のインフレはかなりメディアの煽りが影響していますので、”石油プロジェクトが再開された=ガソリン価格が下がる”というニュースが流れれば、比較的早く物価にも反映されるのではないかという気がしています。

テキサスに戻ったテキサンを待っていた、物価上昇

個人的な物価指標としていた鶏肉、とうとう値上げ

しばらく自宅を開けていたため、早速、いつものスーパーに買い物に行ってきました。そこで衝撃の事実が。

昨年夏以来、まったく価格が変わっていなかった鶏肉価格が上がっていた!のです。

鶏もも肉のナチュラル(人工的な材料や着色剤などを使っていない)が1ポンド当たり2ドル、オーガニック(FDA認証)は同1ドルの値上げ。

これじゃあ、カリフォルニア価格だ!

さらに、この価格の切り替えがその日当日に限らないのだろうなと想像できたのは、パッケージも変更されていたこと。パッケージだけでなく、卸先も変更したのかもしれませんが、新パッケージでは、はっきりと自社ブランドになっていました。カリフォルニアの店舗では、以前のパッケージのものが販売されていたため、同店舗でも、新ブランド商品の導入と合わせて、同程度の値上げがあるのかもしれません。

正直なところ、今回のインフレはメディアが必要以上に煽っているような印象を受けていました。

インフレを必要以上に煽る理由は?:❷統計数字に対する適切だとは思えないコメント

景気は”気”です。煽られれば煽られるほど、どんどん上昇し、本当にとんでもない事態になってしまったのではないかという気がします。とはいえ、今でもなお、石油プロジェクトさえ再開すれば、すぐに状況が改善すると思います。”これで大丈夫”という安心感もまた”気”ですから。

インフレ問題に潜むもの

下記のコラムでもちょっと触れてみた点ではありますが、今回は、カリフォルニアでいろいろ考えながら、さらに一歩進めて。
インフレを必要以上に煽る理由は?:❸インフレの元々の原因を追及していない

支持率激減でもやめられない、グリーンニューディール

個人的な仮説のまま(検証できず)ですが、インフレは輸入した激安商品から順に影響を与えてきたかと思います。が、とうとうここまできてしまったかっと思うと・・・。

だから、早く中止した石油プロジェクトを再開しなよ!

と、叫びたくなります。石油は、輸送コストだけでなく、肥料やハウス栽培の燃料等、幅広い事業活動に影響を与えます。日本のように、”輸入先相手国”があるわけでなく、自国で”中止しているプロジェクト再開”を決めればいいだけのことです。

現政権の支持率は過去にありえないほど、低いものになっています。それが一番わかっているのが民主党の議員で、中間選挙で勝てるはずもないと考えた現職議員らは、引退表明していたようです。2020年の選挙時に行われていた様々な怪奇現象(Bジャンプ、ゾンビによる投票等々)が起こらない限り、現政権が勝つわけがありません。

それでも石油プロジェクトの再開しないのは・・・

グリーンニューディール政策を推進したいから。

これしかないと思います。

2050年までに、温室効果ガスを実質ゼロ

この目標に向かって、雇用創出を目的とした、4年間で2兆ドルの投資を予定しているようです。これに関連する利権団体は、共和党には全く頼ることができません。トランプ大統領の政権下では、前政権のグリーン関連政策がひっくり返され、利権団体は痛い目にあっています。

石油関連の価格高が続けば、自然エネルギーへの関心も高まります。グリーンニューディール政策を推進する立場にとっては好都合です。

さらに、自然エネルギー業界を牽引しているのは、どこの国か?を考えると・・・。日本でも元首相Kファミリーや、元総理&元大臣Kファミリーと、とある国との関係性を巡った疑惑が出ていたかと思います(全然関係ないですが、この問題もイニシャルにすると”K・K問題”!?)。

現政権の主要メンバー全てが様々な形で、中国との関係が強いことは、すでに明らかになっていることです。何しろ実態は、米国共産党ですから。

インフレ問題に潜むもっとヤバいもの

そういう視点から今のインフレを見てみると、もう1つのストーリーが浮かび上がってきます。経済的混乱は、”革命”を起こしやすい土壌を作ることができるというのは、歴史で何度も繰り返されてきたことです。陰謀論者という指摘を受けるかもしれませんが、私はどうしても、今回のインフレはここまでのストーリーがあるように思えてなりません。

”現政権や現大統領が無能”という批判をするのは簡単です。しかし、本当に無能な人が、世界で最もパワフルだと言われるポジションにつけるでしょうか?もちろん、現大統領には、本人の意思によって政策を決めているわけではないのだろうという邪推は、就任時以前よりありました。仮に完全なお人形さんだっとしても、お人形さんを動かす人間が必ずいるはずです。そうであるならば、無能を装わせるのも戦術の1つ

保守派こそ、冷静に動向を観察するべき

ここ最近、自転車に跨った現大統領がこける動画(アメリカ バイデン大統領 自転車から降りる際に転倒 けがなし、2022年6月19日、NHK)が”やっぱりあいつはダメだ”という論調が広がっています。このような動画を喜んでいる保守派もいますが、ここで冷静になる必要があります。

極左派メディアが現大統領のネガティブな印象を与えるニュースを流す理由は?

大統領選挙前、極左メディアが現大統領がトランプ大統領よりも若々しく健康で見えるような印象操作を行っていたことは、調査報道(やハニートラップ )によって闇を暴いている動画メディア、プロジェクト・ベリタスによって明らかにされています。選挙前であれば、こういった映像は一切報じられることはなかったわけです。

では、なぜ今、このような動画が報じられることになったのでしょうか?

無能を装ってしまう方が、めちゃくちゃと思えるものや、普通ならばあり得ないと思えることをやリヤすくなるんじゃないかな・・・なんて思ったりして・・・モゴモゴモゴ。

ここで”そうすると、現大統領が、米国共産党の汚れ役を買ったようにも取れるが、彼が汚れ役を買ってまで大統領選に出るわけがないのでは?”と思う方もいるかもしれません。

ここで思い出して頂きたいのが、現大統領の家族をめぐる様々なスキャンダルが、大統領選前にはことごとく潰されてきたということです。特に息子くんの件では、現大統領が副大統領だった時の、ウ国や中の国との汚職疑惑につながるような話も出ていました。

選挙を辞退するような選択肢が彼に果たしてあったのでしょうか?

それに・・・権力に執着がなければ、副大統領になることはできないかと思いますが、そこまできたら、てっぺんに登り詰めたいと思うものではないでしょうか。

ご本人の発言通り、”アメリカ史上最大で広域な不正選挙組織(*)”が本当にあったのだとすれば、勝つことが約束されたレースに出ない選択肢がなかったのではないかと思います。

*ちなみに、民主党やメディアは、この発言に対し、”不正防止組織”というところを言い間違えてしまったと説明しています。

何はともあれ・・・中間選挙まであと数ヶ月。ここで共和党が勝てなければ、アメリカは完全に終わる、というのは言い過ぎではないかと思います。私が元々ノートのテーマとして取り上げてきた、ファウチ博士やコロナをめぐる一連の件についても、「ファウチ博士と武漢研究所との関係性を示す新たなメールが・・・」とか「WHOのテドロス事務局長が武漢発生を認める発言!?」とかいろいろ出ていますが、これらの”新事実”なるものをどれだけ並べたとしても、現政権では何もできないのが現状です。

中間選挙が適切な(公正な)運営で行われ、その中で、共和党が圧勝することはもちろん重要ですが、いろいろな意味で悪化しつつある現状に、悪化のスピードを減速できなければ、”ゾンビが投票しない中間選挙(*)”にまで辿り着けないのではないか?という気がしてきました。

*2020年の選挙では、すでに亡くなって何年も経つという人が投票したというケースがとてもたくさん出てきました。

圧勝が見えているからこそ、アメリカの保守派は油断せず、冷静に現状を見守り続けることが重要であるように思います。

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