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【自然栽培で家庭菜園】心折れる夏

梅雨も明けて夏真っ盛り。
夏野菜の収穫を楽しむ時期となりました。

今年1年目の夏を迎えた私の畑。
順調!と言いたいところですが、
あまり芳しくない夏を迎えています。

まずはミニトマト。
2株のうち、ひとつが6月中旬に病気になり撤収。
もうひとつも花が落ちやすく、それほど元気がありません。

茄子や唐辛子もまだまだ主枝が細く、
小さな実はつけるものの、なんだか苦しそう。

里芋もいつまでたっても小ぶりで
このまま秋になっちゃうかも??と心配です。

そんななか一番元気だったのが、キュウリでしょうか。
実ができ始めたときに喜んで収穫ばかりしていたら、小ヅル、孫ヅルがぐんぐん伸びて、ジャングルのようになってしまいました!

クリスマスツリーならぬ、サマーツリー化したキュウリ。株間が狭い!

畑を始めた当初、キュウリの剪定を間違えて、枯らしてしまった私。これがトラウマになって、つい小ヅルたちを放置してしまったのですが、結果、栄養不足状態になり、苗が疲れ気味に💦 せっかく実をつけてくれていただけにショックです。

ちょっとボケてますが。。。種取り用に育てているキュウリ。

以前借りていた畑では、1年目から夏野菜の収穫ができ、それほど苦労しなかったので、今年のこの状態は、心が折れそう、というのが正直な感想。
以前、「自然農を始めたい」と言ったとき、周りの方から、「周囲の畑と較べて心が折れるかもしれないよ」とか、「最初は半分だけやってみるのがいいかもよ」とか、いろいろアドバイスをもらいましたが、今まさにこれがそういうことか!と感じています。

ただ、よ~く思い起こしてみれば、以前の畑は、10年近く有機栽培の畑だったので、肥料もたくさん土に残っていたのですよね。今の畑も有機栽培で使用していたそうですが、年数はもう少し浅い。

代わりに、周囲には自然農で育てている方も多く、
自然農をやってみたかった私にとっては
むしろ好条件の場所であることも確か。

さらに撤収した病気苗のトマトを調べたところ、
原因は、土の水はけが関係していることも分かってきました。
春になめくじやアブラムシが多かったのも、そのせいかも。
暑くなれば大丈夫、と高を括っていましたが、
トマトには重かったんだなあ。悪いことしました。

撤収したトマト苗の根。根張りしていなかったことがわかる。

また今回、里芋や茄子を植えた場所は、
彼らには日差しが強すぎることが分かりました。
冬の太陽の位置で判断してしまいましたが、
冬は太陽が低いのですよね~。
野菜を植えたことで、夏の太陽の動きがよくわかりました。

野菜本来の力を引き出す自然農。

育てる人自身が、その場所をよく知り、どうすれば彼らが
元気に育つのかサポートしてあげないといけないんですよね。
ついついテキストが先生だと思ってしまうけど、
太陽や風など畑全体が先生であり、情報の宝庫なんだと実感しました。

!!ここまで書いてきて気が付きました。
今の畑の状況は、つい頭でっかちになってしまう
私自身が表れている、ということ。
よく文章や絵には書いた人自身が表れるというけど、
畑もまさしくそうですね。

ああ~、不作の原因を自然農のせいにしていた
自分が恥ずかしい。。。

もっと自分の畑をよく知ろう。感じよう。
心折れてる場合じゃないですね。
一度きりの今年の夏。堪能します。










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