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足助のおばさん in 土佐 4

ホテルには「展望露天風呂」があり、女性向けの大浴場は別館の屋上でした。道路を挟んだ向かい側にあり、傘をさして大浴場へ向かうと、先客が何人かありました。雨除けのシートがかかっていて外は見えません。備え付けのシャンプーが「ツバキ」でした。普段愛用しているレイラのシャンプー(試供品)も持ち込んでいましたが、高級ブランド感の漂うシャンプーとトリートメントを使ってみました。
部屋はシングルを二つとってありましたので、夫が戻った頃賑やかにしゃべる声がドア越しに聞こえていましたが、顔を合わせることなくパソコンで翌日の訪問先を検索していました。
宴会の翌日、日曜日は私一人での観光です。ホテルの部屋でコーヒーを淹れ、水筒で持って歩きました。途中コンビニで牛乳の小さなパックを買って、ミルクコーヒーにする算段です。カーナビを「牧野富太郎ふるさと館」にセットしてホテルの駐車場を出発しました。最寄りのコンビニで牛乳とくるみパン、チョコレートを買って9時半に「記念館」に着きました。銀行の駐車場が観光用に開放されていて無料です。記念館も無料です。広々とした植物園でボランティアガイドさんが親切に声をかけてくださいました。
水筒で持ってきたコーヒーの他に、ふるさと記念館でコーヒーとレモンケーキを食べました。一緒にペットボトルのお茶を2本買って990円。旅行クーポンの1枚目を使いました。おつりは出ません。
次に向かったのは越知町立横倉山自然の森博物館。細い山道をどこまでも上って行った奥に広い駐車場がありました。レンタカーのラジオがちょうど木村君のFM放送を流し始めたので、車を降りることなくコンビニで買ったパンでお昼ごはんにしました。その間に何台か観光バス(越知町のシャトルバスでした)がもっと上まで上っていくので、私ももっと上まで車で移動しました。本当に山の上に突如開けた大きな博物館がありました。こちらは入場料が必要ですがJAF割引がききます。ひっそりとした館内で、「竜とそばかすの姫」のパネル展示があり、来館者ノートに細田守監督のイラストを見つけたのでした。
ホテルまで直線で戻るのに1時間ほどかかりました。旅行クーポンはまだ5000円分あります。夫の部屋に内線電話をかけて、夕方5時、夫とカツオのたたきの美味しい店へと向かいました。「卓」というお店で地酒とカツオの食べ比べをして、店を出る時にまた土砂降りです。お店の好意で透明な傘を借り(返さなくていいです、と言われた)ホテルに戻りました。(続く)(2023年5月21日 記)

(元ブログ 私的土佐日記 4: Here Come the 足助のおばさん (asukenoobasann.com)


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