出原樹音

2000年に「連句」という文芸に出会いました。「座」という集団で作成する「連句」は、双方向でボーダーレスな文芸です。「連句」に限らず、日々雑感を綴るブログです。

出原樹音

2000年に「連句」という文芸に出会いました。「座」という集団で作成する「連句」は、双方向でボーダーレスな文芸です。「連句」に限らず、日々雑感を綴るブログです。

    最近の記事

    足助のおばさん 田舎暮らし 243

    昨夜息子とテレビを見ていたら、志村けんさんの追悼番組をやっていました。コロナウィルスで亡くなって1年になるそうです。 番組を見ながら、私が昔ゲットしたフジフィルムのポスターのことを思い出しました。ドリフターズと元ドリフターズの荒井注さん、それから弁財天の女優さん(田中麗奈さんだそうです)の7人による「2000年を写そう」というミレニアム企画のポスターです。私は、足助の写真館つかさに掲示されたポスターを見て瞬時に「これは歴史的なポスターになる」と思い、フィルムの現像を頼むついで

      • 足助のおばさん 田舎暮らし 242

        例年今頃は「ムラのお雛」の時期です。子どもたちが各家を周ってお菓子をもらうイベントです。昨年は、学校はすでに休校になっていましたが、決行されました。と言っても、数年前から子どもの数は20人を下回っています。それも、以前はタブーだった「よそへ嫁入りした娘の孫」まで含めてでした。 我が家には「子ども」がいないので、お菓子を用意するだけ、飾るのもお内裏様だけ、というのが昨年までだったのですが、ついに今年は中止が決まりました。コロナ特例なのか、これっきり二度とやらないのかは今のところ

        • 足助のおばさん 田舎暮らし 241

          足助がまだ独立した行政区だった頃、福祉センターとして「百年草」がオープンしました。福祉施設というよりは小洒落たホテルです。すでに高齢化した地域の就労を支えるために「ZIZI工房」というハム・ソーセージ屋さんと「バーバラハウス」というパン屋さんを併設しています。結構有名な観光スポットです。 足助のスーパー・パレットには、バーバラハウスのショップがあります。本店のように「只今焼き立て」というわけにはいきませんが、美味しいパンが買えます。と言っても、普通に「焼き立てパンの店」と比べ

          • 足助のおばさん 田舎暮らし 240

            朝日新聞からまたオンラインイベントの案内が届きました。トヨタが推進している裾野市のスマートシティを朝日新聞記者とテレビ朝日系の番組連動で取材する企画とのことです。オンラインイベントは時間くい虫だなあと思いつつ申し込みをしたところです。取材対象の裾野市は静岡県ですが、豊田市はトヨタあっての豊田市です。いずれ我が身に同じ問題が現れるであろうと予想しての申し込みです。 マックスバリュー四郷店には、フィール梅坪店が閉店中代わりに通うようになり、同じ店舗に百均やホームセンター、ドラッグ

            足助のおばさん 田舎暮らし 239

            今朝Googleから「4年前の思い出」として、成田空港で娘を見送った日の写真が送られてきました。そうか、4年経ったのか。 デジタル化が進んで「脱はんこ」が進むそうです。娘が生まれた時、親戚や地域のみなさんから大量の「お祝い」をいただきました。その中で一人「何が欲しいか」と尋ねてくださった方があり、私が「娘の名前のハンコがほしい」と答えると、そばで聞いていたおばあさんが大慌てで否定して「着るものがいい」と訂正してしまいました。本当は着るものは一番いらなかったんですけどね。 娘が

            足助のおばさん 田舎暮らし 238

            今日は税理士事務所に行ってきました。私の稼ぎはたかが知れているのですが、夫がリタイアして保険証が国民保険になった時から私の収入を証明する必要が出てきて以来「安倍強税理士事務所」さんにお世話になっています。 「家事案分」というのは、商業施設ではない場所(自宅ですね)を職場にしている場合、適切な割合を生活費から経費として計上できる金額です。私はオフィスの家賃の4分の1を「家事案分」として計算しています。 サラリーマンの家に育ち、サラリーマンと結婚したつもりでしたが、婚家である我が

            足助のおばさん 田舎暮らし 237

            コロナのせいで制作がストップしていたドラマ界が一斉に動き出したようです。水曜日に北川悦吏子さんの「うちの娘は、彼氏ができない」、木曜日に岡田惠和さんの「にじいろカルテ」そして金曜日に宮藤官九郎さんの「俺の家の話」と息つく暇がない程です。今日は土曜日ですので「ここは今から倫理です」の第2話もあるし。 ところで、我が家の娘・息子は東邦高校の卒業なのですが、「ここは今から倫理です」の山田裕貴君が高校の後輩にあたるそうです。と言っても面識があるわけではありませんが。 娘・息子を足助か

            足助のおばさん 田舎暮らし 236

            昔ダビデソン先生というスウェーデンからいらした宣教師さんから英語を習ったのは、実は「教会」ではなく「宣教師館」という先生のお住まいの方でした。「宣教師館」は足助小学校のすぐそばで、ダビデソン先生ともう一人日本人のスタッフがお住まいでした。 最近「アドベントカレンダー」というものを日本でも手に入れることができるようになりました。ダビデソン先生は12月になると4本の大きなろうそくを灯して、クリスマスまでのカウントダウンをなさっていました。先生の本国スウェーデンでは、12月にはクリ

            足助のおばさん 田舎暮らし 235

            コロナ自粛でどこにも出かける予定がありません。晴れ着と言うほどではなくても、毎年国民文化祭には何かしら洋服を買っていたものです。私が服を買うのはもはや100%ネット通販です。 いつからか「中身の選べる福袋」というものが登場して、便利な世の中になったものだと重宝していました。当然化繊のお安いものばかりです。「〇%OFF」という表示にもいくぶん誇張があると知りつつ、また、技能実習生などの皆さんの不当に格安な労賃の上に提供される価格と承知しつつ購入するのです。 アダムとイブが林檎を

            足助のおばさん 田舎暮らし 234

            今は夫とおばあさんの3人暮らしですが、そのおばあさんが入院して長期に留守だった時期があります。おばあさんは胃癌患者の先輩です。 おばあさんが癌を宣告されたのは、まだ息子が私のおなかにいる時でしたので、それを口実に私はおばあさんに付き添うことはもちろんお見舞いに行くこともしませんでした。(その代わり、その後何年もおばあさんの通院に付き合うことになります)。そのおばあさんが不在の3カ月ほどが、私が足助で暮らした間での最高に幸せな日々でした。 とりわけ記憶に残っているその景色は、庭

            足助のおばさん 田舎暮らし 233

            昨日、おばあさん(夫の母)がデイサービスデビューしました。出かけた先はお隣でもある「JOさざんか」さんです。夫が送っていくのかと思っていたら、所長さんであるあさちゃん自らお迎えに来てくださいました。 あさちゃんは、もと看護師さんでしたが定年を待たずに退職して、家族総出で「グループホーム JOさざんか」の運営を始めました。介護保険サービスが始まった直後くらいです。始めは定員9名から始めた「JOさざんか」でしたが、ほどなく「第2さざんか」「デイサービス えがお」と事業は急拡大して

            足助のおばさん 田舎暮らし 232

            今日は夫の誕生日なので、夕飯にしゃぶしゃぶをいただきました。11月になったので、足助のスーパー・パレットは休業かもしれないと思いましたが、お肉だけなら「井筒亀」で調達できるので、野菜はコンビニのカット野菜でもいいと、そこまで考えました。(パレットは営業していました)。 すでに行楽シーズンの国道は混んでいます。国道沿いに「香嵐渓まであと○㎞」「最終トイレはセブンイレブン」という表示があるくらいですので、買い物に出るのは午後1時から2時と狙って出かけました。これも長年足助で暮らし

            足助のおばさん 田舎暮らし 231

            おばあさんが台所を仕切っていた頃、私には巻きずしを作る機会がなかったのですが、最近残りご飯にあり物で即席の巻きずしを作ることが増えました。 残りご飯の始末については「冷凍する」「雑炊にする」「チャーハンにする」「ドリアにする」「おにぎりにする」等々いろいろやってきました。息子に至っては「ドリアは残りご飯で作るものなので、ご馳走感がない」とまで言うほどでした。この段階ではまだ「ご飯を単体で使う」発想でした。 それに「残ったおかずを加えて巻きずしにする」というアイディアは我ながら

            足助のおばさん 田舎暮らし 230

            今年の三月には実家の父の七回忌を行いましたが、今年は我が家のおじいさん(夫の父)の十三回忌も予定していたのでした。 おじいさんの命日は九月であるため、例年十月に行っている「お仏事」と合同で行うところまでは夫が段取りをしていました。(今年の6月5日に記事があります)。ところがここにきて連日のコロナ報道で、おばあさんが「大丈夫だらあか」と心配を始めました。(誤字じゃないです。三河弁です)。おばあさんには「接待を伴う飲食業で新規感染者が増えているという」報道が「酒を飲む場でコロナが

            足助のおばさん 田舎暮らし 229

            昨年は、ブログサイトの引っ越しのためこの時期の書き込みがありません。大きな出来事は再開してから書きましたが、小さなことで書いてなかったことがありました。 足助の我が家では夏になるとムカデが出ます。夏の季語にもなっているほどですが、都会暮らししか経験のない方には見たこともないという方もいらっしゃるでしょうか。私が北海道に住んでいた頃には見かけなかったように思いますが、温暖化の影響か今は北海道にも現れるそうです。 娘がまだ小さくて、親子で川の字になって寝ていた頃、夜中に「ギャー」

            足助のおばさん 田舎暮らし 228

            コロナ断捨離で出てきたものの続きです。 1995年「この指とまれ」というミニコミ誌に書いた原稿があるはずだと思っていたら、主宰の釘宮さんが私の作品をまとめてコピーしてくれたものが見つかりました。フロッピーディスクをCDに焼いてもらった時に「夢の続き」と「ヤンママブギ」をこのブログに掲載してありますが、時代考証をすれば「ヤンママブギ」と同時進行で書いていた短編集ということになります。コピーが薄くなってタイトルしか読み取れない回もありますが、書いた本人には内容はどれも忘れられない