川崎フロンターレに学ぶ魅力的なサッカーとは【音声配信の原稿】
すけ~りょの自分激コンテンツラジオ。
この番組は教員経験10年以上のすけ~りょが
もんもんとした毎日をコンテンツ化し、
最終的には転職するまでの日々を面白がってもらおうというラジオです!
みなさんいかがおすごしでしょうか、すけーりょです。
昨日は天皇杯決勝で川崎フロンターレ対、ガンバ大阪の試合がありました。
スタンドエフエムのライブ機能を使ったことがなかったので、ライブ機能のテスト配信を兼ねて、副音声的に試合解説したら面白いんじゃないかと思ってやってみたんですが、めちゃくちゃ難しいですね。
あまりにもうまく出来な過ぎてすぐに消してしまいました・・・
ただ、このライブ機能がめちゃくちゃ面白いと思ったし可能性を感じますね。
また挑戦してみたいです。
では本題に入りますが、今日のテーマはフロンターレの魅力について少し考察していこうと思います。
今年のフロンターレは圧倒的かつ魅力的なサッカーでJリーグ最速優勝、最高勝ち点、最多勝利数の24という前人未踏に結果でリーグ戦を締めくくりました。また、天皇杯も2位のガンバ大阪を圧倒し、得点こそ1点しか取れなかったものの試合内容的には圧勝だったと思います。
では、なぜ、私たちはフロンターレのようなパス主体のサッカーを魅力的だと感じるのでしょうか。
1つ目の理由は親近感がわく点です。
親近感がわくってどういう事?と思う人がいるかもしれませんがフロンターレの戦い方がもし、がちがちのフィジカル重視の戦い方だった場合、圧倒的な強さでリーグ優勝したとしてもここまでのファンはつかなかっただろうと思います。
なぜなら身体能力や体格的に劣る子供が多い日本人の小学生から高校生では、フィジカル重視の戦い方が出来ない事が多いからです。
もし、フィジカル重視のサッカーをしたいのであればそのような身体能力に優れた選手を獲得しなければなりません。それが出来るアマチュアのチームは日本中探してもほとんどないでしょう。
伸長や身体能力は伸ばしたくても持って生まれたものの要素が大きすぎます。
だからこそ育成する事で手に入れることが出来るスキルや戦術、動き重視したチームが多く日本には存在していますし、そこを追及したフロンターレのようなチームの方が共感を得やすのだと思います。
2つ目の理由に技術力が高いことが挙げられます。
フロンターレの選手の技術力にはおおきな魅力があります。
技術のもいろいろな種類があるので大まかに5つの技術にまとめてみました。
①ボールを運ぶ技術(ドリブル,パス)
②相手を抜く技術
③クロスの技術(ピンポイントでボールを上げることが出来るか)
④シュートの技術
⑤相手からボールを奪う技術
これらの技術は、GKを含めたどのポジションの選手も備えておいて損はない技術だと思います。
このような技術があるからこそ、フロンターレのサッカーは面白く、わくわくするプレーを見ることが出来ます。
私たちはこの部分に非常に魅力を感じているのでしょう。
3つ目にボールを保持している時間が長いパスサッカーがすきだから。
パスサッカーが世界的に主流になったのは2010年ワールドカップ(南アフリカ大会)】
この年のワールドカップが世界のサッカーの潮流を完全に変えたといっても過言ではありません。
ティキタカを駆使したスペインが魅力的なサッカーで優勝し、パスサッカーが全世界中で流行になりました。
ここで、サッカーの本質の部分に少し触れますが、サッカーはコートの中に22人いるにもかかわらずボールに触ることが出来る選手は一人だけです。
当たり前じゃないか!
と、思う人もいるかもしれませんが、サッカーはこの部分について深堀していく必要があると私は思っています。
プロの試合は90分ですが、ボールに触れることが出来る時間は何分かご存じでしょうか?
実は・・・・
3分!!!
と言われています。
では、育成年代で試合中ボールに触れることができる時間はどのくらいでしょうか?
育成年代はプロに比べて試合時間が短い事やボールを上手く扱えないという点をふまえて考えみると
30秒~2分
になるのではないでしょうか。
ここに関しては対戦相手の力量に差があったり、技術の差が大きかったりするので一概には言えませんが、1人当たりがボールに触れる時間が非常に短いことに違いはありません。
だからこそ、ボールに触れる時間を増やすことが魅力的なサッカーにつながってくるという考え方が主流になっています。
だからこそ、フロンターレのように技術を駆使したポゼッションサッカーで、ボールを持つ時間が長く、そして大量得点で勝つということに非常に魅力を感じるわけです。
以上の3点が僕の考えるフロンターレの魅力です。
最後に、指導者目線で少し話をさせてもらうと、育成年代で技術やパスサッカーを基本戦術と考えているチームには考え方に落とし穴があると思っています。
この落とし穴がわかっていない指導者が育成年代を指導してしまう事で、選手が勘違いを起こし、サッカーの本質からずれた考えでサッカーをしてしまう事になりかねません。
だからこそ、指導者は、サッカーの本質について深く考える必要がありますし、選手の可能性をつぶさないように将来まで見据えてサッカーの本質を選手に落とし込んでいく必要があると思っています。
僕のラジオやブログはそのようなサッカーについてを深く学び、理解していくという趣旨があります。そういった方たちと共に私も一緒に成長していければと思います。
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では、今日はこの辺で終わりにしたいと思います。
現場からは以上です。
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