どこにも行けない

この時期だけの銀杏の新芽の色
本当に一瞬で濃い緑に変わってしまうから、希少なこのライトグリーンが好き。

落葉松の新芽の色が、ブルーグリーンで淡くとても好きだけれど、生憎この近くには落葉松がない。銀杏の新芽を愛でて、四季を感じる。

季節は進んで行く。
あれはもう去年だ、となぞるように過ごすうちに除夜の鐘が鳴り出しそうで焦る。

やりたいことと、

やらなきゃいけないことと、

やった方がいいことのベクトルが同じ角度ならいいのにって本気で思う。

実際の私は、楽しめる筈の家事ですらノルマ化されたタスクのようにto do リストに並べている。

ご飯作らなきゃ、ゴミ出さなきゃ、しかも当番だ今週、洗濯しなきゃ、ママの書類出さなきゃ、ママのご飯用意しとかなきゃ、お弁当のおかず作り置きあったかな、小麦粉買わなきゃ、猫のご飯飼いに行かなきゃ、コーヒーのストック、ラス１だったな、柔軟剤もストックの封切ったんだった、

しなきゃ、しなきゃでやり終えたら１日は終わってる。

本当はボーッとしてたい。
反面、やらなきゃいけないを片付けたい。
結果、やらなきゃいけないを優先してボーッと出来ない。

ボーッとするためにやらなきゃいけないを片付けてるはずなのに、やらなきゃは強敵でどんどん湧いてくる。
やっつけても、クリアしてもステージ上げて湧いてくる。
今日はここでタイムオーバーだ、明日やることが増えた。。。

繰り越されたやらなきゃは、頭にずっといて、それでもまた湧いてくる新規のやらなきゃが、見たことない強者だったりする。

時間管理の問題？
出勤2時間前に起きて、朝食をとりママの朝と昼のご飯の準備をし、弁当の準備をしてから、猫のご機嫌を伺ってご飯を出し、出掛ける。

帰宅したら、19時過ぎに帰宅したらママが出したり、触って移動したリモコンとか、書類やモノを捜索し、ママのご飯の皿を片付け、ご飯を作って出し、自分も食べたら猫のご飯とトイレを掃除したら、もう21時は回っている。
誰もが、時間がないのはそう、同じ。


ちょっとイヤ、をしない。
やりたくないことを拒否する。
やりたいことをやる。

そういうことが私には課題だった。



やりたくなくても、やらないと、
ちょっとイヤでも、抵抗しているよりやった方が早い
やりたいことはその、後。


これを順番を転回して、
やりたくないことを、しない。
やりたいことを、する。


そうしないと、この先私
どこにも行けない。


自分がやりたいことが出来ない理由を
ママのせいにしない。
80％がママの妨害の結果だとしても。


そうだ、今日はテレビメモを書こう。
新入りのuniball oneで書こう。
こないだ録った、カズレーザーさんの番組で興味深いことがいっぱいあった。
せっかち勉強～知らないとヤバい事～ってタイトルだった。

フランダースの犬の実写版では犬種ブービエ・デ・フランダースだとか、
クロロホルムではすぐ気を失わないとか、もしも衣類に火が燃え移り水が無かったら、アメリカの消防士考案のstop,drop,roll止まって倒れて転がってが効果的とか、
へぇー！と未知のことに出会える悦びが満載だった。


今はここにあって、ここから過去にも未来にも行けないけど、


今はここにしかなく、
過去はもう過ぎ去りしことで
未来は、今の先にあるのだから。




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