ココロを満たして嬉しいを紡ぐ～ダイソー観葉植物の名前を調べる～

胸の中で歯車がずれて噛み合わず音がした気がした。感情が動く。否定したい思いがふっと沸く。

言葉にしたら安い台詞になりそうで私は繭に入ったままその場をやり過ごす。

そんな時間だった、私にとって。



繭から見ると全ては白くぼやけて薄衣越しのように見えて、まるでトランスポーテーション、異次元から覗いているみたいで、どうでも良くなった。




怒る人も居て、反論を口にする人もいて
同調する人もいたけど、良くみたら繭人も居た。同士発見。




センサーの感度は調整不能、感情も制御困難、音や匂いや少しの振動もキャッチしてしまうから休まらない。




私ってやつは。





今日は早く帰らなきゃ、明日はママの運動と知り合いのチビッ子に英語を教えることになったので午後からはバタつく。




今夜のご飯の材料をスーパーへ探しに行ったついで、ちょっと反対のダイソーへ植物に使う軽石を見に行った。




もう満たされた植物たち、たくさんのお気に入りがすくすくしている。なのにちょっとだけ棚に近づくと…




あなたは誰？！
初めて見るしましまが居た。名札がない。

しましまで
面長のミッキーマウスみたいな形

葉っぱ2枚なのにこの存在感、一目惚れしてしまった！(*´▽｀*)



レジでお店の方に聞いてみた。
この子、名札がないんですが種類分かりますか？


調べてみますね！

…すいません、観葉植物アソートとしか分からないです



本名不詳、住所不明の面長のミッキーマウスみたいなこの子を連れ帰った。
満たされたはずの植欲はどうなった？




帰宅後、ハンバーグを作って起きていたママと夕食後早速、このしましまの名前を検索した。




観葉植物じゃ多すぎる…
しましま？
昨日迎えたハオルチア十二の巻が出てきた。



違う違うもっとでかいしましまなのぉ！
なんて検索したら出てくる？画像検索か？
ダイソー、観葉植物、しましま…




カラテアが出てきた。サンスベリアローレンティもある。違うー(;´∀｀)
そして『ミッキーマウスみたいな形の葉』で同じ姿を見つけた。

葉っぱが大きい！
2枚しかないのにこのオーラ

やった！

キサントソーマ・リンデニー
何語？(;´∀｀)クラシックの作曲家みたいな響きで音楽室に肖像画がありそうだ。

サンスベリアに比べて凄く記事が少なく、育て方等も情報は多くない。しかも分類学が変わって属の変更点から名前も変わったらしい。

世を忍ぶ仮の姿なのか、本名と旧姓とあるみたいでミステリアスな背景のこのしましま、魅力的な気がする。

名前の由来

キサントソーマの名前は「黄色」という意味の「キサントス」と、「肉体」を意味する「ソーマ」の二語からなり、花托 (雄しべ、雌しべ、花びらがくっついている花の底に当たる部分) の色に由来するとされます。

ヤサシイエンゲイ

ところがキサントソーマからカラジウム属に変わり、今はカラジウム・リンデニーという名前と判明した。

ダイソーの観葉植物は名前があったり、名札が違ったり、フルネームは無かったりなので帰宅後、あなたは誰？から始まる。

キサントソーマ・リンデニーは記事自体が少なく更に属が変わり名前も変わり、たまたまミッキーマウスタロという種類があったためヒットした。

特徴を何でも入れて、売場でたくさん見かけるものはダイソー&観葉植物&を入れると画像・記事・動画でも出てくる。

調べている時間も嬉しい時間、満たされた気がするだけでふわーっと広がる幸福な気分を、拡げて見つめて過ごしたいと思った。

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