【読書と感想】#感想っぽ 三千円の使いかた
「三千円の使いかた」
原田ひ香/著
中公文庫 2021年
自分にとってなにが「しあわせ」なのかを
違う立場、違うライフステージの登場人物が
実に生々しく、悩み、考え、選択していく
そんな日々を、実にリアルに描いている
タイトルからは想像し得ない(?)
読み進める手が止まらない1冊だった
就職して理想の一人暮らしをはじめた美帆
結婚前は証券会社勤務だった姉・真帆
習い事に熱心で、バブル期も経験した母・智子
そして一千万円を貯め、夫亡き後も凛と生きる祖母・琴子
「御厨(みくり