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【読書と珈琲】#感想っぽ//限りある時間の使い方

『限りある時間の使い方』
オリバー・バークマン/著、 高橋 璃子/訳


そう、わかってる
わかってた
人生には、この生には
ある日、終わりがくる。


でも、やりたいことと
やらなくちゃいけないことの狭間で
いつも右往左往しているわたしがいる。


わたしだけじゃない
似た声をよく聞く、話す。


何かを残したい
何か誰かの記憶に刻まれたい!

そんな大層なこと考えてないけど
“わたし”を生きていたい。

子どもの頃の時の流れと
大人になってからの時の流れが
どうして違うのか
この本に出てくるその説明を読んで
ハッとして、納得して
ふかーく染み入った。

新鮮なことが多い子ども時代
毎日の経過が遅く
時間の流れがゆっくりに感じる

変化の少なくなりやすい大人時代
毎日の経過が早くなる
あれ?もう2月じゃん!と



いつ、わたしらしく生きるんだろう
ある年齢になったら?
それとももう過ぎた?

そんな悶々とした思いを抱えていた
30代前半

毎日があっという間すぎて
「気づいたら還暦を迎えてそうだな」
そんなことを真剣に想像したりした。


わたしの人生を生きるのはわたし
でなくちゃ、誰が生きるの?
(こちらもキッカケは、やはり本)


そんなことを意識し始めた35歳
ミリ単位だったけど
その意識は、少しずつ
日々の選択、決定の仕方に
変化をもたらしてくれた。

そして、振り返ると
人生がかなり大きく路線変更
地下鉄から地上
subwayからrailwayくらいの変化

仕事も、住む場所も
共に生きる人も。


それでもまだ残る
『時間がない』という感覚。
おそろしやー。


だから、この本は、
タイトルだけでも
手にとってパラパラするのに
十分過ぎるくらい

表紙と目次に並ぶ言葉は
わたしの胸をしっかり掴んで
レジに行くまで離さなかった(笑)


『限りある時間の使い方』を読んで
すぐに生活に取り入れたこと


“生産性のない目標を設定しないこと”を
1日の中で組み込めた日は
(筆者は簡単に取り入れられるものの代表として散歩を勧めている)


本当に「あれ?まだ12時だ!」
という、時の流れの感じ方が
変わっていることに
スグに気付けた!
なかなかの即効性。

ちなみに、わたしは
“生産性のない目標を設定しないこと”
は、何をしてるかというと

パートナーの髭を毛抜きで抜く

“人に言うのがはばかれるような
理解してもらいにくい”活動、趣味


著者のアドバイスを
しっかり取り入れられてる!!
と、思う。


ムダ髭を抜かれるのが好きな人と
毛抜きで何かを抜くのが好きな人

いい組み合わせ。


また何か追加されたら
ここでかいてみよう!


今回の珈琲
前半
ペルーオーガニック(深煎り、ハンドドリップ)
中盤
ショコラナチュラル(中煎り、フレンチプレス)
後半
レッドマウンテン(深煎り、ハンドドリップ)


のっぽ

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