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器の大小

きみが商売で成功し、
お金もたくさん手にいれ、
裕福になった。
もともと、そういう節はあったのだけれど
急に態度が変わる。
上から物を言い、バカにする発言、見下す。

まあよくある話だ。
そんな人は五万といる。
大金を手にすると、人は変わる。

そんな人と関わるたびに思うことがある。
また言ってる。低レベルなことを。
器が小さいのぉ〜。と。

そういう人こそ広い視点と心で世の中を見てほしい。
器の大きい、受け皿の大きい人に。。。



そういう人は
態度がでかい割に視野が狭い。
自分の物差しでしか判断していない。と感じる。


そして
昔、自分もそう言う経験をしてきた。という人が多い。
自分がそういう経験をし、悔しい思いをし這い上がって
前者の側に立つ。
とてもすごい。尊敬する。

でもなぜ別の人に同じ振る舞いをするのだろう。

幼少期、親から暴力を受けて育った人の中にも
自分が親になり、子供に同じことをする。
一部の中にはそういう人も居るのはたしかなことだ。


”やられたらやり返す。“


この考え方が今の世の中のトレンドなのだ。
何百年、何千年も前からその思想が根付いている。
もうこれは世界中のカルチャーと化してしまっている。

縄文時代には争うことがなかったという。
弥生時代から稲作が始まり、それにより所有するという概念が生まれ
やがて村同士の争いのきっかけになった。
という話は最近よく耳にすることがある。

領土の奪い合い、地位の奪い合い、肩書き。
長いこと争い続け、奪っては取られ、奪っては取られをくり返し
今に至っている。
根強いカルチャーだ。

この世の中は お金=権力 で成り立っている。
お金が全てで、それによって人間の価値が決まってしまう。
お金を持っていれば、頭が良ければ偉い。

そんな世の中なのだ。


本当にそうなのだろうか。
なんかずっと違和感を感じている。


ほんとにこの世の中、お金が大事なのか?
お金を持っていれば偉くて持ってない人はダメな人なのか。

そんな世の中だ。


富も名誉も手に入れたのなら
穏やかに相手を尊重し
否定せずに肯定するくらいの
柔軟な考えを持ってほしい。

あなたがまだそんなことで人を見下したり、
上から目線してるってことは
まだその人と同じレベルのところで、
もがいているんだね。
あなたはもっと、上へ行けるはず。
そんなところで喜んでていいの?


上を目指したのであれば、元の位置に下がり、
優越感に浸っている場合か。
相手を見下し自分だけ気持ちいい気分になってる。

同じ目線で喜んでいるんじゃなく
もっともっと上に。
行き来ってください。
あなたにはそれができるはず。

もっと大物になってください。。。



ただ、そんな人に対して腹を立ててる自分も、
まだまだその程度の人間だと言うことだ。

知能、お金の表面レベルではなく
もっと深い人間力レベルを上げていくべきなのだ。

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